国立病院機構熊本医療センター
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最新医療機器|国立病院機構熊本医療センター

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最新医療機器

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KOELISトリニティ

これまでの前立腺生検をより高い精度で行うため、MRI融合標的生検システムであるトリニティを導入しました。従来の前立腺生検は超音波画像による2Dイメージで生検を行いますが、トリニティはMRI画像を事前に取り込むことで、MRI画像と超音波画像を融合させて前立腺を3Dイメージで表示することができます。腫瘍の大きさや位置を3Dイメージで確認して狙った箇所を生検することができるため、がん病巣の検出率に画期的な変化をもたらす事で癌の局在診断も可能となります。
トリニティを使用した前立腺生検につきましては尿器科の診療科ページからをご参照ください。

放射線治療装置 TrueBeam

放射線治療は体外から放射線を照射して行う低侵襲性の治療です。現在では強度変調放射線治療(IMRT)などの高精度放射線治療が広く行われており、病巣に対し正確に放射線を照射し、その周辺の正常組織の線量を少なくすることで、放射線による副作用を抑えることができます。
TrueBeamは従来の治療に加え、高精度放射線治療に特化した治療装置です。
特長
・治療装置搭載のkVイメージによるCBCTと6軸で可動する治療寝台による高精度な照射位置合わせが可能
・呼吸同期治療により呼吸で動く腫瘍に対する治療の精度が向上
・HyperArcやRapidArcなどの治療技法により病巣に集中した治療が可能

放射線治療装置
株式会社バリアンメディカルシステムズ
TrueBeam
令和3年10月

放射線治療計画用CT装置  SOMATOM Confidence

放射線治療計画用CT装置は3次元的な画像が得られ、放射線治療計画装置にてCT値を組織の電子密度に変換することでそれぞれの組織による放射線の吸収の違いを計算し、体内の放射線の線量分布を正確に作成することができます。
SOMATOM Confidenceは放射線治療計画のための機能が充実した装置です。
特長
・開口径が大きく治療体位での撮影が可能
・呼吸同期で撮影をすることで、呼吸による腫瘍の動きを把握した4次元の治療計画が可能
・体内金属によるアーチファクトを低減する技術(iMAR)により、放射線治療計画を行う際に義歯や体内ステントの周辺組織においても線量評価を正確に行うことが可能

放射線治療計画用CT装置
シーメンスヘルスケア株式会社
SOMATOM Confidence
令和3年7月

紫外線照射システム UVDI-360

昨今の新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、当院でもICUを感染専用病床に切り替えて、新型コロナウイルス陽性患者の重症者を受け入れ治療に当たっております。感染力が強いと言われている新型コロナウイルスに対し、感染防止対策を十分にとり細心の注意を払いながら業務に従事する必要があります。そこで、当病棟でも1日2回以上のアルコールによる除菌・清掃を加え、日常の環境整備を徹底して対応しています。しかし、見えない敵との戦いのなかで自らも感染防止を図り業務を遂行してくことは想像以上に重労働であり、感染という不安と常に戦いながらスタッフは業務に従事しておりました。
そのような中、今回導入した機器は微生物に紫外線を照射することで除菌効果があると言われており、日常の環境整備と併用することで、スタッフの業務軽減、不安の解消につながりました。同時に、院内の感染対策向上にもつながりました。今後の感染状況については、不透明ではありますが、感染対策を十分図りながら、地域から求められる病院であり続けるよう努めてまいります。

HURマルチファンクション ST8540-Hi5

当院ではフィンランドにある、ヘルシンキ工科大学のバイオメカニクス研究から開発され世界60ヵ国以上で採用されている、グローバルスタンダードな空圧式トレーニングマシンを心臓リハビリテーション開設に伴い導入しました。
人間工学に基づいたデザインで、ゼロから100g単位の負荷量の調整が200kgまで可能で、リハビリテーションや高齢者のエクササイズから健常者まで最適な運動負荷を提供します。
導入したHURマルチファンクション4Xは、心臓リハビリテーションで行われてきた自転車エルゴメーターによる有酸素運動と併行して、動作の安定化に必要な主要筋群12個のレジスタンストレーニングをマルチで行える特徴を有しています。
心臓リハビリテーション機器(レジスタンス運動機器)
インターリハ株式会社
ST8540-Hi5 マルチファンクション 4X
令和2年6月
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X線骨密度測定装置

当院では、最新鋭のX線骨密度測定装置GE Healthcare製PRODIGY FUGA(DXA法)を設置しました。この装置は、現在の原発性骨粗鬆症の予防と治療のガイドラインで骨粗しょう症の検査で推奨されている、腰椎部と大腿骨部を測定し評価することができます。また、日本骨粗鬆症学会・日本骨代謝学会合同で設定された新しい診断基準値で結果の評価が行えます。
また、本装置には、全身各部位の体組成(脂肪量・非脂肪量・骨量)を計測機能が搭載されており、近年、問題視されているサルコペニアの診断にも利用できる機能(骨格筋量指数:SMI)を計測することが可能となっております。
X線骨密度測定装置
GEヘルスケア・ジャパン
PRODIGY Fuga Advance
令和2年3月
最新医療機器
原発性骨粗鬆症の予防と治療のガイドラインでは、腰椎部とどちらかの大腿骨を検査し、最も低い結果を用いて診断します。
また、それらのカット・オフ値は、80%以上:正常 79~71%:骨減少 70%以下:骨粗鬆症となります。
大腿骨検査結果
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腰椎検査結果
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全身体組成査結果
最新医療機器
サルコペニア診療ガイドラインでは、サルコペニアの診断に用いる骨格筋量指数(SMI)は、DXA法による基準値が設定されております。
その骨格筋量指数のカット・オフ値は、男性で 7.0 kg/m2 未満、 女性で 5.4 kg/m2 未満となっております。
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歯科用パノラマセファロX線診断装置 Hyper‐G CM

X線の受光部センサーにCMOSを使用。
高電圧発生器は、100kHzの高い周波数でインバーター制御しています。そのため、X線効率が良く撮影時間を短くでき、かつ画像にコントラストがつきやすくなっています。
朝日レントゲン工業独自の画像処理技術で周波数処理とノイズ除去を行い、 顎関節・臼歯部のざらつきを抑え、アナログフィルムに近づけることで カリエスや炎症などの症例を診断しやすいパノラマ画像を再現。
また、短時間撮影による高画質かつ高精細なセファロ撮影も実現しました。
撮影の際、センサーがパノラマとセファロの双方に固定されているため、撮影モード切替時にセンサーを脱着させる必要がありません。
そのためセンサー脱着に伴う手間とリスクを回避できる複合機となっています。
歯科用パノラマセファロX線診断装置
朝日レントゲン工業
Hyper-G CM
令和2年3月
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ESS用4K内視鏡手術装置 IMAGE1 S

人工膵臓(STG-55)は、血糖値を連続的に測定しながらインスリン溶液とブドウ糖液を決められたプログラムに従って輸液することにより、自動的に目標血糖値を達成する最新の装置です。全国的にもまだ数少ない本装置が平成25年3月に当院に導入されました。 早速、重症糖尿病患者の血糖コントロールに使用され従来の治療では得ることの出来ない良好な血糖コントロールを達成することが出来ました 。
この装置は、重症糖尿病以外にも血糖コントロールが不安定な症例、インスリン抵抗性の評価が必要な症例、重篤な疾患(重症感染症など)を合併し厳格な血糖管理が必要な症例、膵臓手術時で血糖管理が困難な症例などへの適応が有用です。
ESS用4K内視鏡手術装置
カールストルツエンドスコピージャパン
IMAGE1 S
令和元年12月
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密封小線源治療装置 FlexitronHDR

密封小線源治療装置とは、イリジウム線源を遠隔操作で体内に送り込み、病巣内あるいはその近傍において高線量を安全に照射する装置です。特に子宮頸癌や頭頸部がんなどの治療は、体外照射と密封小線源による腔内照射を併用することが標準的な治療法です。
フレキシトロンHDR は、がんや腫瘍などの組織にピンポイントで放射線照射を高精度に行う最新機種です。
特長
  • 従来に比べ、線源の最小ステップ長が2.5mm から1mmへ向上され、より細かいステップで線源を停留させることで、より高精度な線量処方が可能となりました。
  • 線源移送については、線源ケーブルへ直接作動するドライブ機構により制御することで、線源停留を±0.5mm の精度で移送制御することができます。
密封小線源治療装置
エレクタ株式会社
フレキシトロンHDR
令和元年8月
最新医療機器
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国立病院機構熊本医療センター
860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸1-5
TEL:096-353-6501 FAX:096-325-2519
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