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核医学検査|診療放射線科|国立病院機構熊本医療センター

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診療放射線科

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核医学検査

核医学検査は少量の放射性医薬品を静脈注射や経口投与し、放射性医薬品が目的の臓器や組織に集まったところを特殊なカメラ(ガンマカメラ)で撮影していきます。この検査によって、臓器の形や機能などがわかります。
核医学検査は、「RI(アールアイ)検査」や「シンチ」等と呼ぶこともあり、これらは同じ検査です。
核医学検査
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放射性医薬品とは?

放射性医薬品とは、アイソトープとも呼ばれ、極めて微量な放射線を出す放射性同位元素(RI)を含んだ薬です。検査に用いる薬は次第に放射線を出す能力がなくなり、体からも排出されます。また、副作用も極めて少ない薬です。
核医学検査
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当院で行っている主な核医学検査

骨シンチ、ガリウムシンチ、脳血流シンチ、心筋シンチ、肝アシアロシンチ、腎動態シンチ、肺血流シンチ、甲状腺シンチ、出血シンチ、副腎髄質シンチ、副腎皮質シンチなど
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検査までの時間

目的の臓器に放射性医薬品が集まるまで時間がかかることがあります。検査によって異なりますが、放射性医薬品を投与してすぐに検査開始出来る検査と、数時間から数日後の検査になるものがあります
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検査の様子

検査時はほとんどの場合、検査台で寝ているだけで終わります。ただ、検査中は機械が体に近づきますので、多少の圧迫感を感じられることがあります。
核医学検査
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撮影にかかる時間

撮影にかかる時間は短い検査で20分、長い検査で1時間程度です。また、何度か時間をおいて撮影することがあります。
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検査画像

核医学検査
骨シンチ(骨折や骨の炎症が分かります)
核医学検査
脳血流シンチ(脳梗塞や認知症など脳血流の異常が分かります。また、認知症の診断に役立つe-ZISや3D-SSPなどの解析も実施しております。)
核医学検査
心筋シンチ(心筋の虚血が分かります)
核医学検査
腎動態シンチ(腎臓の働きが分かります)
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検査時の注意

  1. 妊娠中、及び妊娠の可能性がある方、授乳中の方は前もってお申し出下さい。
  2. 食事の制限、その他注意事項
      • ガリウムシンチ: 検査日(撮影日)前日に下剤を服用ください。
      • 心筋シンチ: 朝食は食べないでください。
      • 甲状腺摂取率測定: ヨード制限食(検査日の10日前より)の食事となります。
      • 副腎髄質、副腎皮質シンチ: 注射日3日前よりヨウ化カリウム丸を服用ください。
※その他の検査では食事の制限は特にありません。また全ての検査に関して、飲水の制限はありません。
その他、検査によっては検査前に気をつけなければならない事項がありますので、ご協力をお願い致します。
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Q&A


Q
副作用はありませんか?
A
放射性医薬品の副作用はごくまれで、2005年度の調査(アイソトープ協会による)では126万人に対して19件の副作用報告がありましたが、重篤な副作用は報告されていません。

Q
検査による被ばくはどれぐらいですか?
A
検査による被ばくはおよそ1~15ミリシベールトです。参考までに、日常生活で私たちは宇宙や大地から、天然の放射線により1年間に約2.4ミリシーベルの放射線を受けているといわれています。

Q
核医学検査で子供ができなくなることがありますか?
A
妊娠している可能性のある方は、できるだけ検査を避けることが望ましいですが、万一胎児が被ばくしたとしても、核医学検査で使用する放射線の量は微量で、胎児に影響が現れることはありません。
また、男性も女性も検査を受けたことにより、不妊になることはありません。不妊の原因は検査に関係なく、いろいろな原因が推定されるといわれています。

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核医学検査における放射線技師の役割

画像診断の一役として、最近では、これまでの画像処理以外に統計学的処理(e-ZISや3D-SSP 等)を行って各診療科へ検査結果を提供することにより、医療の質の向上を目指しています。そのためにも、研修や研究発表へ積極的に取り組んでいます。
検査方法がX線撮影やCT検査などと違っているため、放射線技師は、患者さまが不安なくスムーズに検査を受けられるように説明を心がけています。また、核医学検査では密封されていない放射性医薬品を扱いますので、それを「管理区域」といわれるエリア内で法令に従って使用しています。そのため、放射線技師は、検査に使用する放射線の量の適正な使用はもとより、使用後の廃棄物の管理も適切に行い、患者さまをはじめ医療従事者、その他一般の方が放射線の影響を受けないよう放射線の管理を十分に行っています。
その他、核医学検査機器の不備で検査ができなくならないように、日常点検による機器管理を行うことにより、安全に、そして安心して検査を受けて頂けるよう努めています。
何かご不明な点がありましたら、お気軽にお尋ねください。

参考資料
  • 核医学検査Q&A なぜ核医学検査をうけるの?(日本核医学会、日本核医学技術学会、日本アイソトープ協会発行)
国立病院機構熊本医療センター
860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸1-5
TEL:096-353-6501 FAX:096-325-2519
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