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CT検査|診療放射線科|国立病院機構熊本医療センター

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CT検査

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CT検査とは?
CTとは(Computed Tomography)の略で、コンピューター断層撮影を意味します。これを行うCT装置はX線を出す管球と複数の検出器が向き合うように設置されており、身体の周りを回転しながらX線の減弱を計算し身体の輪切りの画像を作成します。病気の原因検索や骨折、異物検索などにCTは有用です。輪切りの画像データを活用し、3D画像を作成することも可能です。作成した3D画像は手術のシミュレーションや患者様への説明に役立てています。
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主な検査内容

単純検査と造影剤(静脈注射)を使用した造影検査があります。
単純検査は、造影剤を使えない、もしくは使わなくても診断可能な場合に用いられます。
造影検査は、ヨード造影剤を注射し、血管走行の把握や腫瘍病変の有無、病変の広がりなどの診断に役立ちます。また、検査前後で注意事項が幾つかありますので、検査予約時や検査実施時にご説明いたします。

頭部
頭部検査では脳出血や脳梗塞の診断に用いられます。
胸部
肺炎などの炎症や気胸、がんなどの診断に用いられます。
腹部
肝臓や胆嚢、小腸、大腸などの炎症やがんの診断に用いられます。
四肢
骨折や関節の炎症などの診断に用いられます。
血管造影
血管走行把握のための、3D画像作成に用いられます。

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検査画像

頭部
胸部
腹部
脳血管3D
腹部血管3D
冠動脈3D
大腸3D
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検査時間

単純検査の所要時間は5~10分、造影検査は15~30分程度です。  
検査は予約制で行っておりますが、救急で来られた方や診断を急ぐ必要がある方などが優先される場合があります。その際、検査開始時間が前後することがありますのでご協力をお願いします。
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注意事項

・検査部位に金属類があると診断の妨げとなりますので検査時は金属を外していただくか、検査着に着替えていただく場合があります。

・造影剤は、アレルギーや腎不全、妊娠または妊娠の可能性がある方、甲状腺機能亢進症、糖尿病薬服用の方など造影剤が使用できない場合があります。

・造影検査当日の食事については午前の検査は朝絶食、午後の検査は昼絶食となります。検査前の水やお茶など(牛乳などの乳製品は除く)の水分は摂っていただいて構いません。

・まれに、造影剤による副作用が生じる場合がありますが、医師が適切に対処いたしますのでご安心下さい。

・造影剤の使用後すぐに身体に異常がなくても、副作用(発疹、頭痛、吐き気など)が数時間後から数日後に現れる場合がありますので、症状がひどい場合には外来にご連絡下さい。

・検査後は水分を十分に補給して下さい。ただし、医師より水分摂取の制限がある方を除きます。

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放射線技師の役割

CT検査における放射線技師の役割は、診療で求められる最適な画像を速やかに提供することです。また、その画像を取得する際には、装置性能を最大限に活用することで患者様一人一人に合わせた適切な放射線量を使用しています。また、装置や被ばく線量を適切に管理し、患者様へより良い医療を提供できるように努めています。
ご不明な点がありましたら、スタッフにお気軽にお声掛けください。

国立病院機構熊本医療センター
860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸1-5
TEL:096-353-6501 FAX:096-325-2519
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