国立病院機構熊本医療センター
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眼科|国立病院機構熊本医療センター

部門紹介 > 診療部
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眼科

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眼科部長あいさつ

榮木大輔
眼科部長の榮木と申します。眼科は患者様の目の機能を守ることを使命としております。また救急病院・総合病院の眼科としての役割として、外傷などの眼科救急疾患への対応や、日帰り手術の困難な患者様の受け入れを行っております。更に当院固有の役割として、認知症や他の精神疾患のため手術に際し鎮静が必要な方の受け入れも積極的に行っております。今後も救急・総合病院の眼科として、また精神科病棟を持つ病院の眼科として、皆様のご期待に応えられるよう尽力して参ります。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
眼科部長 榮木大輔
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診療内容・特色

眼科は感覚器センターの一部として3人体制で診療を行っており、小児から高齢者に至る眼疾患に対応しています。外来は、当院の特色である救急医療に関連する眼科救急疾患が多く、外傷性視神経症、眼窩骨折、眼球打撲や損傷、急性緑内障発作、網膜動脈閉塞症、無治療の糖尿病による進行した網膜症などを多く診療しています。また、他科との連携において、全身疾患を有するぶどう膜炎や視神経炎、甲状腺眼症や糖尿病網膜症、骨髄移植後のGVHD眼症の管理も行っております。加齢黄斑変性症等への抗VEGF抗体硝子体内注射を外来で施行しております。
入院は手術・ステロイド治療が主で、手術は、白内障を主として、網膜硝子体疾患、眼瞼、外眼の手術を行っています。地域の診療所との連携において、精神科・麻酔科と協力し、循環器疾患、精神疾患、認知症などの合併のある症例を受け入れています。また、耳鼻科と共同で涙嚢鼻腔吻合術(鼻内法)を行っております。眼窩骨折は顔面の再建術に優れた当院の形成外科に依頼し、術前後の両眼視機能の評価を行なっています。視能訓練士は常勤1名非常勤1名で、斜視・弱視の診療に加え各種眼科検査が可能です。
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医療設備

眼内レーザー搭載白内障・硝子体手術装置(アルコン社コンステレーション25 Gシステム)、手術用顕微鏡(ツァイス社リサイト眼底観察システム)、マルチカラーレーザー、YAGレーザー、光干渉断層計、眼科用超音波装置、自動視野計、ゴールドマン視野計、角膜形状解析装置、角膜内皮計測装置、細隙灯撮影装置、眼底写真ファイリングシステム等。
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症例数・治療・成績

令和4年度の新入院患者数は266人、平均在院日数は6.0日でした。手術症例数は421例で、白内障手術が393件、翼状片16件、その他眼球内容除去、眼瞼内反症手術、小児の霰粒腫手術など行っています。当院は認知症等の精神疾患を有する患者様の受け入れも多く行っており、鎮静薬を用いた手術が多いことが特徴となっております。令和4年度は76件の鎮静薬併用眼科手術を始め、翼状片や眼瞼手術でも必要に応じて鎮静薬併用での手術を行いました。外来新患数は386人で、外来治療としては、網膜光凝固術45例、虹彩光凝固術2件、後発白内障切開28件、抗VEGF剤硝子体注射214件、トリアムシノロンテノン嚢下注射21件などとなっています。治験は分担で血液内科や腎臓内科の治験の眼所見部分を担当しています。
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スタッフ紹介

職名
氏名
免許取得年
専門医
所属学会
など
専門分野
眼科部長
神経精神疾患関連眼手術センター長

エイキ ダイスケ
榮木 大輔

平成19年
日本眼科学会
眼科一般
眼科医師

ナカニシ ミホ
中西 美穂

平成27年
日本眼科学会
眼科一般
眼科医師

ユキノ リク
幸野 理久

平成30年
日本眼科学会
眼科一般
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今後の目標・展望

認知症を含む精神疾患、全身疾患を有する症例、超高齢者等、一般の眼科診療所では手掛けにくい難手術症例に積極的に取り組みます。
患者様のQOVをより考慮した、侵襲が少ない・術後満足度の高い手術に取り組み、症例数を増やします。
希少症例の学会報告や研究発表を積極的に行います。
積極的に学会・講演会等に参加し、最新の知識の習得と技術の研鑽と共有を行ない、良質な医療を提供できるよう努力します。
国立病院機構熊本医療センター
860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸1-5
TEL:096-353-6501 FAX:096-325-2519
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