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X線透視・造影|診療放射線科|国立病院機構熊本医療センター

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診療放射線科

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X線透視・造影

X線透視検査では微量のX線を連続して人体に照射することで、テレビのように人体内部を映し出し、それを観察しながら検査を進めていきます。下の写真の②の部分からX線が出て人体を透過し、検査台の下にあるX線を感知する検出器で情報を得て①のように画像を表示します。
透視検査といえば、胃透視のようにバリウム(造影剤)を飲用して行う検査が有名ですが、他にも多くの透視を用いた検査があり、最近では検査と平行して治療を行うケースがますます増加してきています。
検査風景
X線透視・造影
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検査・治療の部位

様々な部位が検査の対象となりますが、主に胃・十二指腸・小腸・大腸・胆道・膵臓などの消化器系、腎臓・尿管・膀胱などの泌尿器系の疾患を対象とした造影検査・治療が多く実施されています。2009年度の項目別検査数は、全体の件数が1907例。そのうち消化器系の造影・処置が1105例、泌尿器・生殖器の造影処置が413例、骨の整復が69例でした。
X線透視・造影
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胆嚢・膵臓の検査と治療

胆管結石や胆のう・膵臓の炎症またそれらを原因とした閉塞性の黄疸などの疾患にはERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)やERBD(内視鏡的逆行性胆道ドレナージ)、PTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)、PTGBD (経皮経肝胆のうドレナージ)といった造影検査・治療が行われます。 ERCPは内視鏡を併用した検査で、内視鏡を十二指腸まで進め、胆汁と膵液の出口であるファーター乳頭部に細い管を入れ、造影剤を注入し、X線透視を行い胆道および膵管の状態を検査します。ERBDはそのまま炎症の原因となる閉塞部にチューブを留置し、閉塞を改善させる治療法です。
また、PTCD、PTGBDといってからだの外から皮膚、肝臓を通して肝臓内の胆管に針を刺し、そこから造影剤を注入してX線撮影を行い胆道の異常の有無を検査し、さらに針をチューブに置き換えて持続的に胆汁を体外に排泄する治療が行われることもあります。
X線透視・造影
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その他の検査と治療

その他にも、腸閉塞を対象としたイレウス管挿入は透視像を見ながら、長いイレウスチューブを小腸まで進めて、治療を行います。また、尿管狭窄症では、腎臓で作られた尿が膀胱まで降りてくることが出来ないために、尿管ステントを留置する治療や、ステントが入れにくい場合などは、皮膚を通して尿を排泄する管を挿入する、腎ろう造設治療などもあります。
X線透視・造影
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透視検査における放射線技師の役割

現在の透視検査は治療を伴うために時間が長くなることが多く、放射線の被ばく線量も増加する傾向にあります。そこで、放射線技師は、出来るだけ少ないX線量で検査・治療が出来るようにX線の出力を調整し、また診断・治療に役立つ画像を提供できるように機器の操作・管理を行っています。
さらに検査・治療において医師の目的とする場所(臓器)の位置合わせ(ポジショニング)を素早く行い、適切な画像を画面に表示させることは検査・治療がスムースに進むことにつながり、透視検査における放射線技師の重要な役割となっています。
X線透視・造影
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透視検査における注意事項

X線を使った検査になりますので、撮影部位にあるネックレスや入れ歯などの金属類は取り除いていただきます。衣類にファスナーなどの金属類がある場合は検査着に着替えていただきます。また、検査前に食事の制限や薬の服用など、協力していただくことがあります。
なお、検査によっては造影剤を使用することがあります。稀に副作用がみられる場合がありますが、造影剤を使用する際は腎機能やアレルギー歴を事前に確認し、万全の態勢をとり使用しています。わからない点がありましたら、お気軽にスタッフまでお尋ねください。
腎ろうカテーテル留置
X線透視・造影
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860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸1-5
TEL:096-353-6501 FAX:096-325-2519
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