MRI融合標的生検|泌尿器科|国立病院機構熊本医療センター
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泌尿器科
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MRI融合標的生検システムによる正確な前立腺組織生検

MRIと超音波画像を3D融合する最新の生検装置を導入しました。
従来の前立腺生検では採取困難であった病変も、これにより病変の位置や大きさにより正確に狙撃生検が可能となっております。近年、患者さまが増え続けている前立腺癌に対する治療法は多岐にわたりますが、適切な治療法を選択するために最も必要なことの一つに、正確な局在診断を挙げることができます。当システムを用いることで、より精密かつ正確な前立腺癌の局在診断が可能となります。また、不必要な生検を減らことにもつながり、前立腺生検による感染症や出血などの合併症も減らせるなど様々なメリットもあります。
現在当院では前立腺生検を2泊3日の入院で行っております。手術室で腰椎に麻酔を打ち、所要時間が30分程度の検査となります。