国立病院機構熊本医療センター
国立病院機構熊本医療センター
国立病院機構熊本医療センター
国立病院機構熊本医療センター
コンテンツに移動します

看護部TOPICS2020|看護部教育|国立病院機構熊本医療センター

separator2

看護部の教育

separator2

看護部TOPICS2020

separator2
小児科病棟クリスマス会
令和2年12月25日、小児科病棟で毎年恒例のクリスマスのイベントを催しました。例年は、プレイルームを飾り付け、レクレーションやギター演奏などを企画しますが、新型コロナの感染面を考慮し、サンタに仮装した小児科医師、病棟スタッフで患者さまの病室にお菓子をプレゼントするためのパレードをしました。そして、なっなんとくまモンがサプライズゲストで登場するというサプライズもあり、患者のみならず職員も癒やされるクリスマスイベントとなりました。
普段は治療で病室から出られない子供達や患者さまもプレイルームまで来られ、『かモン!くまモン!』ダンス披露を鑑賞し、仲良く写真撮影を行いました。その後、くまモンもいくつかの病室を訪問してくれ、自分では動けない患者さまもくまモンを見ると蔓延の笑みとなり、即座に携帯を手に取り記念撮影を必死にしている患者さまも居られました。短い時間ではありましたが、楽しい一時を過ごせたのではないかと思います。今回も、子供達や患者さまのためにご協力頂いた先生方とくまモンに深く感謝致します。入院生活が面会制限もある中、少しでも楽しい一時を過ごせるよう、スタッフ共々研鑽していきたいと思っています。

separator2

マイナビ就職説明会

令和2年12月19日(土)熊本城ホールにて、マイナビ就職説明会が開催されました。
“先輩看護師のキャリアや働き方を徹底解剖!”をテーマにしたトークセッションでは、熊本医療センターをはじめ、他2施設の看護師が登壇し、病院の特徴や看護師の働き方について語りました。熊本医療センターは、高度急性期医療の役割を担っており、救急医療、がん診療に関する多くの機能を有しています。また、熊本県ヘリ救急医療も担っています。緊急入院、重症例、緊急手術を要する患者様が多く来院されます。
 私は、看護学校を卒業後、熊本医療センターへ入職しました。新人看護師の頃は、「もっと勉強していたらよかった」「覚えることが多くて大変」との思いが馳せていましたが、患者さまやご家族との出会いを重ね、少しずつ看護のやり甲斐を感じられるように変わっていきました。看護師10年目では、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の資格を取得し、副看護師長へ昇任しました。現在も、看護師になってよかったと感じる日々を送っています。キャリアを振り返ると、辛い時もありましたが、後輩・先輩看護師や上司の温かい支援があったから乗り越えられたのだと思います。また、熊本医療センターの看護師育成計画(ActyバージョンⅡ)の充実や、経済面の支援が得られたことも、自身のキャリア育成には大きな糧となりました。私の感じている看護の魅力を十分に伝えることができたと思います。
 熊本医療センターのブースには、94名の看護学生さんに訪問していただきました。急性期病院は忙しいというイメージや、スキルがないと入職できないと考える学生さんが多くいらっしゃいました。教育計画やワークライフバランスの充実をお話しし、当院はサポートしていくことを、熱意を持ってお伝えしました。
“急性期病院で働きたい”と夢を抱いている方と、共に働けることを楽しみにしています。
(脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 救命救急センター副看護師長 上田緋沙美)
separator2

第159回 公開看護セミナー

例年、年に4回開催しておりました公開看護セミナーですが、今年はCOVID-19の影響でなかなか開催することができていませんでした。12月12日は、参加人数を制限し、感染対策を講じた上で、今年度初めて開催することができました。「看護実践における情報活用と看護力の醸成」というテーマで鹿児島大学の宇都由美子先生にご講演いただきました。宇都先生は、1984年に病院情報システムの開発・導入のために設置された医療情報室に兼務され、それ以来病院情報システムの構築に長年携わってこられた有名な先生です。その先生のご講演は、とても貴重なものでした。
病院の経営を支えるシステムとデータ収集の担い手は看護部門ということで、一円も費やさないベッドコントロールは経営における大きな貢献であるということを聞き、私たちが一生懸命ベッドコントロールをしていることは無駄ではなく、経営に参画しているという認識を新たにしました。また、看護師の本質にも迫られ、チーム医療の中での看護の専門性は、セルフケアに関するマネジメント力であり、急性期から在宅まで患者のセルフケア・マネジメント力を支援する力が必要であることを改めて考えさせられました。独自に開発されたe-kanja記録システムの紹介もあり、医師、看護師、コメデイカルのコミュニケーションが取れるようになっており、看護師の記録は、何のためにケアをするのか、その目的に沿った記録を行うことの意味が理解できたと思います。働き方改革の時代で効率化を実現していくためには、標準化できるものは徹底的に標準化し、効率化の余地を見出す柔軟な思考と発想が必要であると考えさせられました。

separator2

第9回 ELNEC-J すべてのナースのためのエンド・オブ・ライフ・ケア

毎年開催している、すべてのナースのためのエンド・オブ・ライフ・ケア(ELNEC-Jコアカリキュラム)も、今年度で第9回となりました。ELNEC-Jとは、『ELNEC-Coreのプログラムの日本版で、エンド・オブ・ライフ・ケアを提供する一般看護師のための教育プログラム』となります。
今年は、COVIDの影響もあり、院内の受講者のみと限定させていただき、13名の受講生の参加がありました。受講生の皆さんは、エンド・オブ・ライフにある患者さんとの関わりに日ごろから悩むことや、これからの自己の看護のステップアップにと参加されていました。講義や演習、ディスカッション、ロールプレイなどを通して、実際の看護を想定しながら考える機会となっているようでした。研修後には、受講生の方から「自分のことを知ることができ、苦手を克服できた」「いろんな人の意見を聞いて自分にない考えを聞くことができた。喪失のエクササイズは悲しい気持ちになったが、自分の大切なものが何かを考えた。いろいろなことに感謝していかないといけないと思った」などの感想が上がりました。
また、今年度は泉看護部長さんに記念の缶バッチのデザインをして頂き、受講生・講師に配布しました。とても可愛らしく好評でした。
 
がん性疼痛看護認定看護師 大塚美里
国立病院機構熊本医療センター
860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸1-5
TEL:096-353-6501 FAX:096-325-2519
コンテンツに戻る