ヘリ救急医療|救命救急センター|国立病院機構熊本医療センター
熊本型ヘリ救急搬送体制
熊本県防災消防ヘリコプター「ひばり」とドクターヘリの2機体制
病院 | 役割 | |
防災消防ヘリコプター 「ひばり」 | 国立病院機構熊本医療センター (支援病院) |
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ドクターヘリ | 熊本赤十字病院 (基地病院) |
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ヘリコプター要請窓口の一本化と情報共有
- ヘリコプターの要請窓口を一本化し、それぞれのヘリの迅速な対応を実現
- 会議通話システムにより、ヘリコプター要請時より三次救急医療施設(熊本大学医学部附属病院、済生会熊本病院、熊本赤十字病院、国立病院機構熊本医療センター)が情報を共有し、病院搬入後の迅速な医療提供を実現
熊本県地域救急医療体制支援病院(熊本県防災消防ヘリ支援病院)
国立病院機構熊本医療センターは、2010年8月に熊本県地域救急医療体制支援病院に指定され、2011年5月にヘリポートを竣工し、6月15日よりヘリポートの運用を開始しました。
2012年1月、熊本県にドクターヘリが導入されましたが、熊本県ではドクターヘリと防災ヘリの2機体制でヘリ救急医療体制を構築しております。熊本医療センターは防災ヘリの支援病院として、熊本県ヘリ救急医療体制の一翼を担っています。フライトドクターは、365日体制で病院に待機し、要請があれば、直ちに防災ヘリへ搭乗し、救急現場に赴き、防災消防航空隊と協働して救急医療を提供します。
2020年1月からはフライトナースの搭乗を開始しました。医師、看護師、航空隊が協働して、さらに質の高い医療を提供できるように取り組んでいます。
フライトスタッフ
医師 |
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看護師 |
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熊本県地域救急医療体制支援病院の役割
熊本県防災消防ヘリの支援病院として、地域の救急医療機関の支援
- 集中治療が必要な重篤患者の病院間搬送等の対応を通じて地域の救急医療機関を支援
- 防災消防ヘリの救助活動への助言等の支援
- ドクターヘリが出動中の現場救急への対応
遠隔医療技術を通じた救急搬送の支援
- モバイル・テレメディシンシステムの普及・啓発
- 搬送に時間がかかる地域からの事案をモニタリングし、指導・助言を行う
- 必要に応じて搬送先を助言
熊本県における搬送医学研究の推進
- 研究成果を通じたヘリ、救急自動車等による搬送の質を向上
- 研修会等の開催