診療実績
症例数・治療・成績
令和5年度の外科手術件数は928例であり、主な癌手術は食道癌手術5例、胃癌手術43例(胃全摘16、胃切除27)、大腸癌手術152例(結腸112、直腸40)、肝癌手術20例、膵・胆道癌手術30例であり、胃・大腸癌手術では適応症例に積極的に鏡視下手術を導入し行っています。当院の特徴として「何時でも何でも断らない救急医療」を実施していることであり、令和5年度も癌手術以外に、虫垂炎手術78例、胆石・総胆管結石手術150例(腹腔鏡下胆嚢摘出術142)、鼠経ヘルニア手術85例、腹膜炎や腸閉塞、その他消化器関連手術も多数施行しています。
癌診療に関しては、治療ガイドラインを考慮し手術、内視鏡治療、化学療法(抗癌剤治療)、放射線療法を組み合わせた集学的治療を行っています。分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の開発により進行再発癌の治療成績は着実に完全しています。最新の知見を取り入れた治療を積極的に導入しています。
外来化学療法センターも完備され化学療法もクリティカルパスによるシステム化した安全な治療を提供しています。