リハビリテーション科このページを印刷する - リハビリテーション科

リハビリテーション科部長あいさつ

リハビリテーション科部長写真
今年度よりリハビリテーション科部長を拝命いたしました前田です。前年度まで整形外科部長と併任していた福元先生が、今後は診療部長と整形外科部長を併任されることとなりました。私の方ではこれまで同様、整形外科の診療、手術も継続していきます。
リハビリテーションの医療における役割は大きく変わり、整形外科領域以外に、神経内科、呼吸器内科、消火器化、更に循環器内科、心血管外科といった他科の占める割合が大きくなっています。現在当院リハビリテーション科には理学療法士8名、作業療法士4名、言語聴覚士2名が在籍し、主に急性期症例に対応しています。スタッフ一同、力を合わせて頑張っていきますので今後ともよろしくお願いいたします。
リハビリテーション部長 前田智

診療内容・特色

当院リハビリテーション科は、骨・関節疾患、脳血管疾患、神経・筋疾患、開胸術後の症例を対象に急性期リハビリテーションを実施しています。平均在院日数が12.5日と短いので早期リハビリテーション対象者には、土曜日、ゴールデンウイーク、年末年始など、休日のリハビリテーションも実施しています。また、地域医療における高度急性期病院として救命救急センターでのベッドサイドリハビリテーションに対しても、積極的に取り組んでいます。さらに、大腿骨頚部骨折や脳卒中患者など治療期間が長くなる症例は他施設へ転院して継続リハビリテーションが行われる事が多いため、転院先となる回復期病院と連携をとりながら、地域連携クリティカルパスの開発と改訂を行い医療の質と向上に努めています。

業務内容

骨・関節疾患のリハビリテーション

大腿骨頚部骨折などの骨折症例では、術前より身体機能が低下しないように筋力維持練習より関わり、術後は原則的にクリティカルパスによる術後翌日より座位・起立練習などの超急性期のリハビリを実施しています。人工膝関節置換術(TKA)は、術後翌日より座位練習・起立練習・関節可動域運動を実施しています。人工股関節置換術(THA)は、術後翌日より座位練習、自動介助運動からの筋力増強運動、状態にもよりますが歩行器歩行練習を実施しています。また、頚椎症、腰部脊椎間狭窄症などの脊椎疾患の術後も、術後翌日より座位練習、状態にもよりますが起立・歩行練習などをカラーやコルセット等の装具なしで早期離床を目的としたリハビリテーションを実施しています。

脳血管疾患のリハビリテーション

脳梗塞、脳出血の症例では、発症3日以内に床上動作、起居動作、座位バランス練習など、超急性期のリハビリテーションを実施しています。

施設認可

  • 心大血管疾患リハビリテーションII
  • 脳血管疾患等リハビリテーションII
  • 廃用症候群リハビリテーションII
  • 運動器リハビリテーションI
  • 呼吸器リハビリテーションI
  • がん患者リハビリテーション

臨床実習施設

  • 九州看護福祉大学
  • 熊本保健科学大学(ST)
  • 熊本総合医療リハビリテーション学院
  • 九州中央リハビリテーション学院

スタッフ紹介

前田 智(マエダ サトシ)

職名
リハビリテーション科部長、総合情報センター部長
免許取得年
平成4年
専門医、所属学会など
・日本専門医機構認定整形外科専門医
・日本肩関節学会
・日本骨折治療学会
・日本リハビリテーション医学会
・西日本整形・災害外科学会
専門分野
関節外科(膝関節・股関節)/外傷外科

福田 和昭(フクダ カズアキ)

職名
リハビリテーション科副部長、脊椎脊髄センター長
免許取得年
平成11年
専門医、所属学会など
・日本専門医機構認定整形外科専門医
・日本整形外科学会脊椎脊髄病医
・日本脊椎脊髄病学会
・脊椎脊髄外科指導医
専門分野
脊椎外科
  • 理学療法士:8名
  • 作業療法士:4名
  • 言語聴覚士:2名
  • 呼吸療法認定士:6名
  • 心臓リハビリテーション指導士:2名
  • がんリハビリテーション研修終了療法士:12名