診療実績
症例数・治療・成績
令和5年度の新入院患者数は300人、平均在院日数は5.1日でした。手術症例数は469例で、白内障手術が最も多く440件(翼状片手術併施を含む)、その他、翼状片、眼瞼内反症、眼球内容除去、周辺虹彩切除術、小児の霰粒腫手術など行っています。当院は認知症等の精神疾患を有する患者様の受け入れも多く行っており、鎮静薬を用いた手術が多いことが特徴となっております。
令和5年度は121件の鎮静薬併用白内障手術を始め、翼状片や周辺虹彩切除術でも必要に応じて鎮静薬併用での手術を行いました。外来新患数は414人で、外来治療としては、新規の網膜光凝固術2例、虹彩光凝固術2件、後発白内障切開22件、抗VEGF剤硝子体注射225件、トリアムシノロンテノン嚢下注射29件などとなっています。治験は分担で血液内科や腎臓内科の治験の眼所見部分を担当しています。