令和2年7月豪雨このページを印刷する - 令和2年7月豪雨

令和2年7月豪雨におけるDMAT活動

今回の豪雨では、九州だけでなく全国各所に甚大な被害をもたらしています。
熊本医療センターでは7月5日早朝からDMATを派遣しました。 第1隊は医師1名、看護師2名、業務調整員1名の計4名で、八代市の熊本労災病院内県南保健医療調整 本部に派遣されました。山田医師が本部長としてDMAT県南活動拠点本部を立ち上げ、各地から派遣 された隊員の統括、現場の指揮を行いました。 原田医師をはじめとした第2隊も県庁DMAT調整本部に交代で派遣され、熊本県調整本部で活動を行いました。
  • 県南活動拠点本部立ち上げ(熊本労災病院内)
  • 7/5第1回全体会議
  • 現状の説明を行う山田本部長
  • 派遣隊や県庁本部との調整を行う西村看護師
  • 活動内容や情報を記録する松原看護師
  • 県南保健医療調整本部(熊本労災病院内に保健所等と協働して設置)
  • 7/6本部会議
  • 道路状況と避難者リストを確認
  • 7/6八代地域災害医療対策会議
  • 7/7第2隊へ引き継ぎを行う松原看護師、照屋ロジ
  • ヘリ派遣から戻った隊から報告を受ける山田本部長
  • 7/7無事に帰院しました

令和2年7月豪雨におけるDPATの活動

DMATの派遣に続き、今回当院から初めてDPATを派遣しました。
八代市保健所を拠点に7月14日から16日の3日間診療活動をしました。構成メンバーは精神科の橋本医師を本部長とし、川邑看護師、田口看護師、安藤精神保健福祉士の4名で、各避難所など巡回しました。
発災後からの経過や被災状況から避難者・支援者の精神的なストレスが増大してくる時期でもあり精神保健医療活動は情報収集と現状分析から継続的な支援活動の構築段階になってきていましたが、今回の豪雨災害では他県からの医療支援が制限されてきているため、県内の医療資源を活用して支援を継続する上で、改めて当院と内関係機関との連携の重要性を感じました。

令和2年7月豪雨における国立病院機構の活動

7月13日~18日にのべ214人の国立病院機構医療班が活動しました。
被災地内の医療支援のみならず、県庁の対策本部活動の支援も行いました。

発災後1週間の医療チーム派遣実績

病院名 活動期間
九州医療センター 7月13日~15日
熊本南病院
熊本再春医療センター
鹿児島医療センター
岡山医療センター
岩国医療センター
長崎病院
広島西医療センター
福山医療センター
四国がん医療センター 7月14日~16日
福岡東医療センター 7月16日~18日
小倉医療センター
九州がんセンター
長崎医療センター
福岡病院