院長挨拶・理念このページを印刷する - 院長挨拶・理念

院長あいさつ

院長 髙橋毅写真

国立病院機構熊本医療センターのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。このたび、令和7年4月1日付で前任の高橋院長の後任として院長に就任いたしました日高道弘と申します。当院には平成12年に赴任し、以来、血液診療を中心に、一般内科診療や救急外来診療にも携わってまいりました。その中で、職員一人ひとりが地域のニーズに応え、真摯に診療に取り組む姿勢が病院全体に活気をもたらし、より良い医療の実現につながる好循環を生み出していることを実感してきました。今後も、歴代院長が掲げてきた「最新の知識と医療技術、そして礼節をもって良質かつ安全な医療を提供する」という理念を継承し、邁進してまいります。

当院は、開放型病院、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院として、かかりつけ医の皆さまのご協力のもと、医療連携を推進しております。救急医療においては、熊本県地域救急医療体制支援病院として、救命救急センターを拠点に年間約6,000台の救急車を受け入れております。また、防災ヘリコプターの基幹施設として、ドクターヘリを活用した熊本型ヘリ救急搬送体制を構築し、脳卒中、心・血管疾患、感染性疾患など多くの救急患者を受け入れる体制を整え、「365日24時間、断らない救急医療」をモットーに職員一同取り組んでおります。

さらに、教育、研修、臨床研究にも積極的に取り組んでおります。当院の地域医療研修センターでは、医師のみならず多職種の医療従事者を対象にした研修を実施しております。臨床研修指定病院として、毎年約40名の研修医を育成し、附属看護学校では高度かつ専門的な医療に対応できる看護師を毎年約40名育成しております。また、臨床研究部では、熊本大学大学院連携講座「国際医療協力学」を通じて医学博士の育成や海外大学との医学交流を行い、治験センターでは積極的に臨床治験に取り組んでおります。

今後も、地域の急性期中核病院としての責務を果たし続けるとともに、地域から信頼され、求められる病院であり続けるよう努力してまいります。皆さまの温かいご指導を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2025年4月1日

国立病院機構熊本医療センター 院長 日髙 道弘

幹部職員

  • 副院長
    宮成 信友
  • 副院長 兼 臨床研究部長
    富田 正郎
  • 統括診療部長
    菊川 浩明
  • 事務部長 兼 院長補佐
    佐伯 文啓
  • 看護部長 兼 院長補佐
    堤 令子
  • 薬剤部長
    三角 紳博
  • 教育研修部長
    瀧 賢一郎
  • 診療部長
    中島 健
  • 診療部長
    福元 哲也
  • 診療部長
    田山 信至
  • 診療部長
    髙木 みか
  • 診療部長
    立山 雅邦
  • 診療部長
    久保田 竜生
  • 診療部長
    河北 敏郎
  • 診療部長
    櫻井 聖大

名誉院長

  • 宮﨑 久義
    (平成4年~平成19年)
  • 池井 聰
    (平成20年~平成23年)
  • 河野 文夫
    (平成24年~平成28年)
  • 髙橋 毅
    (平成29年~令和6年)

理念・運営方針

基本理念

最新の知識・医療技術と礼節をもって

良質で安全な医療を目指します

運営方針

                  1.政策医療の推進

                  2.救急医療とがん診療の推進

                  3.開放型病院による医療連携の推進

                  4.教育・研修・臨床研究の推進

                  5.健全経営

シンボルマークについて

ロゴマーク
国立病院機構熊本医療センターの頭文字「K」を、当院がグローバルな視野を持って国際医療協力で活躍する世界(地球)のブルーの上に表現したシンボルマークです。
「K」は九州の中心地にある国立病院機構熊本医療センターから、高度・先駆的な医療情報を発信していることを表現し、国立病院機構熊本医療センターが未来に向けて飛躍することを祈念して、医療従事者の清潔な白と情熱の赤で表し、優しさで包んでいる状況を表現しています。
更に地球の経線・緯線は、医師・事務・看護師・コメディカル・その他各職種の職員が一丸となって「診療」「教育研修」「研究」「国際医療協力」で連携・協調を織りなし、充実して安定した病院の組織を表しています。