各部署紹介
部署名 | 病床数 | 診療科 |
---|---|---|
救命救急センター | 44 | |
ICU | 6 | |
5南 | 50 | 整形外科、泌尿器科 |
5西 | 50 | 腎臓内科、泌尿器科、救急科 |
6北 | 46 | 循環器内科、心臓血管外科、血液内科 |
CCU | 4 | |
6東 | 50 | 外科 |
6南 | 50 | 血液内科、腫瘍内科 |
6西 | 50 | 糖尿病・内分泌内科、産婦人科、麻酔科、小児科、救急科、呼吸器内科、総合診療科 |
7北 | 50 | 脳神経外科、脳神経内科、救急科 |
7東 | 50 | 耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、形成外科、歯科口腔外科、放射線科、救急科 |
7南 | 50 | 精神科 |
7西 | 50 | 消化器内科、感染症内科 |
手術室 | ||
中央材料室 | ||
外来 | ||
教育研修室 | ||
医療安全管理室 | ||
地域連携室 |
救命救急センター
救命救急センターでは、救急車やヘリコプターによる搬送患者、他院からの重症の紹介患者に対する集中治療を行っています。災害発生時には、44床の定床から88床の2倍の患者受け入れを可能とする医療ガス設備を有しています。全診療科(歯科口腔外科以外)の救急患者の受け入れを行っており、特に脳卒中、重症肺炎などによる呼吸不全患者や外傷患者が多く、敗血症、腎不全、心不全、薬物中毒、腹部外科など緊急手術を必要とする患者の受け入れも行っています。看護師は、看護師長、副看護師長を含め115名が在籍し、救急看護認定看護師を中心に熟練した看護技術と知識を用いて質の高い看護の提供に心がけています。令和元年度の平均在院日数10.1日で、急性期症状改善後、後方の一般病棟へ引き継ぎ継続看護を提供しています。治療・処置は、常に多くの診療科の医師やメディカルスタッフと協力し、患者様、ご家族の立場に立った関わりを大切に日々の看護を提供しています。
- 看護師長
深川 千晶 - 副看護師長
今村 祐太
米野 由美
渡邉 亮
片岡 成美
池田 憲一郎 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
ICU
当院のICU(Intensive Care Unit)は救命病棟や手術室に隣接するフロアにあり、6床で運営しています。ICUの患者様が入室される経路は大きく分けると2つあります。1つは、敗血症や多発外傷などによって救急車やDrヘリで搬送され救急外来から入院される患者様と、もう1つが院内発症の重症な患者様や、侵襲度が高い手術の術後管理が必要な患者様が入室され、集中治療を受けられています。ICUにおける治療は、医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、臨床工学技士などの多職種チームで連携を図りながら「治し支える治療」の提供を目標としています。ICU看護の特徴としては、病状の重篤化を回避するために密な観察や診療の補助を行うとともに、重症な病状や治療に伴う安静などによって低下したADLやQOLの早期回復に向けて、栄養管理や早期リハビリテーションなどを実践しています。
- 看護師長
出口 恵美 - 副看護師長
前川 友成 - 看護スタッフ
看護師
5南病棟
変形性関節症や脊椎疾患および交通外傷や転倒により突発的に受傷した緊急入院を多く受け入れています。最新の治療技術を取り入れながら、高齢者や合併症患者(糖尿病、心疾患、透析、認知症等)の手術を行い、二次合併症予防や危険防止に努めると同時に、患者さまが早期に社会復帰できるよう早期のリハビリテーションを実践しています。また、大腿骨頸部骨折の地域連携クリティカルパスを運用して回復期病院の医師・看護師・リハビリスタッフなど多職種との垣根を越えたチーム医療を提供し、信頼される技術・ケアの向上を目指して頑張っています。
- 看護師長
大平 康伸 - 副看護師長
工藤 なぎさ
内田 美奈子 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
5西病棟
5西病棟は、血液浄化センター、腎臓内科・泌尿器科の病棟です。泌尿器科では、手術や化学療法、放射線療法をはじめ、泌尿器科では腎癌に対する凍結療法(クライオセラピー療法)、前立腺癌に対する密封小線源治療(ブラキセラピー療法)等の最先端の治療を多数行っています。腎臓内科では、療法選択外来の時期から患者様との関係性を構築し、入院後に患者様の選択した腹膜透析、血液透析、食事・薬物・運動療法について看護師が寄り添った看護ケア、患者指導を行っています。 1泊2日の検査入院から、急性期にある患者さまの看護、緩和ケアまで、様々な状況にある患者様に対する専門的なケアに努めています。患者様にあたたかい看護を提供できるようにスタッフ一同笑顔で明るく、質の高い看護を目指しています。
- 看護師長
柏木 千穂 - 副看護師長
石井 香織
山口 明日美 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
6北病棟/CCU
大動脈解離、大動脈瘤などの心臓血管外科疾患患者や急性心筋梗塞、不安定狭心症などの循環器疾患患者を受け入れ、治療から心臓リハビリテーションまで行っています。集中管理が必要な重症患者をCCUで受け入れ、呼吸循環動態の変化に対し細やかな観察を行うとともに、患者および家族への精神的なケアに充分配慮することを心がけています。迅速かつ適切な対応ができるように日々研鑽を重ね、安全で質の高い看護の提供にスタッフ全員で取り組んでいます。
- 看護師長
吉竹 由佳里 - 副看護師長
竹谷 弥那子
山口 明日美
松尾 僚太(CCU) - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
6東病棟
消化器外科・肝臓外科・呼吸器外科・乳腺外科と外科全般の患者様を受け入れています。主に手術療法、化学療法の方が入院されています。19床の有料個室があり、手術後や化学療法中ゆっくり過ごしていただける療養環境を提供しています。
患者様やご家族様が、手術前・後の治療を安心して受けていただけるように、医師・コメディカルを含んだチームでのケアを実践しています。化学療法を受ける患者への安楽を目指したケアの充実にも努力しています。
- 看護師長
川西 瞳 - 副看護師長
松野 順
本田 栞 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
6南病棟
急性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液疾患に対し、同種(骨髄、末梢血、臍帯血)移植、自家移植、化学療法などが実施されています。無菌エリア(33床)があり、積極的に移植を受け入れています。長期療養を要し、患者・家族とも精神的、肉体的な苦痛を伴うため、医師・看護師はもちろん、歯科医師・薬剤師・栄養士のチームワークで、きめ細やかな看護を提供できるよう努めています。
- 看護師長
田中 雅美 - 副看護師長
藤島 由香利
米谷 弘美 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
6西病棟
当病棟は小児科、産婦人科、糖尿病・内分泌内科、総合診療科の混合病棟です。
小児科は、食物アレルギー、白血病などで入院されている児に対し、正常な成長発達を促しながら、家族を含めた援助を行っています。産婦人科は、手術や化学療法、放射線療法などの治療を目的に入院される患者さまの身体面でのケアのみならず、精神面へのケアにも力を入れています。糖尿病・内分泌内科では、糖尿病や妊娠糖尿病の教育入院、電解質バランスの是正などを治療目的に入院されます。総合診療科では自己免疫疾患、膠原病それぞれの診療科の特色を生かしながら、笑顔で明るく、質の高い看護の提供をスタッフ全員で取り組んでおります。
- 看護師長
飛松 典子 - 副看護師長
宮本 美季 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
7北病棟
当病棟は、脳神経外科、脳神経内科、腫瘍内科の病棟です。脳神経外科では脳出血、くも膜下出血、慢性硬膜下血腫患者の術前から術後を通じて、脳神経内科では脳梗塞やTIA、髄膜炎などの患者の看護を行っています。脳卒中疾患では言語障害や運動障害・意識障害などを症状とし、急性期では病状が不安定なため密な観察および呼吸・循環・全身の管理、看護を行い、異常の早期発見に努めています。また、腫瘍内科では、抗がん剤治療、緩和ケアをチームで取り組んでいます。身体的・精神的・社会的ニーズに応じた細やかな援助ができるよう、多職種との連携を図っています。
- 看護師長
西辻 美佳子 - 副看護師長
田平 佳苗
上田 緋沙美 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
7東病棟
耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、形成外科、歯科口腔外科の手術患者を中心とした感覚器疾患センターです。扁桃や副鼻腔、頭頚部領域、白内障、眼瞼、外眼の手術、埋伏歯の抜歯や嚢胞腫、骨膜炎、褥瘡や潰瘍の手術を受けられる患者さまが多いです。また、難聴、顔面神経麻痺、全身管理が必要な中毒疹や、薬疹、ステロイド治療やリンパ浮腫の治療を受け入れています。1泊2日の短期入院から、褥瘡の治療や植皮術になると治療期間も2・3カ月と長期にわたることがあります。予定手術の入院の多くはクリティカルパスにそって経過します。病棟は、有料個室が15床あり、ヘリポートや熊本城が見える個室もあります。外来、入院支援室、病棟の連携を図りながら安心して入院生活を送っていただけるよう笑顔と質の高い看護を心がけています。
- 看護師長
青木 大輔 - 副看護師長
西野 一史
中尾 千尋 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
7南病棟
精神疾患および精神疾患に身体合併症を併発した患者の急性期医療を行っており、緊急入院が多い病棟です。熊本県身体合併症救急医療確保事業の「地域搬送受入対応施設」に指定されており、各診療科の患者様を受け入れています。身体合併症のなかでも手術目的の方が多く入院されます。患者やご家族の立場に立ち心身が速やかに回復されるよう”関わり”を大切に、他職種との連携を図り看護にあたっています。
- 看護師長
宮崎 文恵 - 副看護師長
東 理恵 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
7西病棟
消化器内科、感染症内科の病棟です。消化器内科は内視鏡治療、ラジオ波焼灼などの特殊な治療処置、肝炎や肝癌に対する経口剤の導入、悪性腫瘍の化学療法や放射線治療と多岐にわたっています。4割はクリティカルパスを使用しており特殊な治療処置は、専門病棟として密に観察を行っています。
感染症内科は結核疑いやSFTSなど、陰圧管理が必要な患者に対して感染管理を行うと共に隔離に伴う精神面の支援やADL低下予防に取り組んでいます。
緑多い藤崎台や新町界隈を望む病床の4割が個室となり落ち着いた療養環境を提供しています。対象患者様は急性期から慢性期、終末期となっており、患者様だけでなく家族の方にも安心して入院生活を送っていただけるような病棟を目指し、チームで力を合わせて頑張っています。
- 看護師長
時鳥 智美 - 副看護師長
坂田 里美
村上 果奈美 - 看護スタッフ
看護師
ナースエイドA(旧看護助手)
ナースエイドB(旧病棟クラーク)
手術室
当院手術センターは、10室あり緊急手術を含め、年間約4600例の手術を行っています。
がん治療にも力を入れており、外科は消化器系がんを中心に内視鏡下手術を多く取り入れ、泌尿器科は膀胱がん手術、婦人科の子宮がんなどは、全国的にも症例数が多いのが特徴です。また、整形外科は人工関節置換や脊椎、下肢骨折手術を中心に、脳神経外科、心臓血管外科等、緊急性の高い手術も行っています。形成外科では、広範囲熱傷や顔面など外傷治療手術と共に、形態・機能異常の修復改善を目的とした手術で患者様のQOLをサポートしています。この他、腎臓内科、眼科、耳鼻科、皮膚科、歯科、救急部等、15診療科の手術を行っています。
手術室では「優しさと思いやりの心で安全と安心」をモットーに、スタッフ一丸となって取り組んでいます。
- 看護師長
内田 朋子 - 副看護師長
三井 由樹子
紫垣 美和 - 看護スタッフ
看護師
中央材料室
中央材料室では、外来、病棟、手術室で使用する医療材料、医療器機の洗浄、消毒、滅菌が主な業務です。診療が滞りなく提供され、患者さまへ安心、安全な医療が実施できる様、質の保証を第一に滅菌物の提供をしています。
- 看護師長
出口 恵美
外来
外来では、患者さまの全体像を速やかに把握し、適切な情報によって診療が受けられるように心がけています。34の診療科に加え、平成30年度からリンパ浮腫外来を開設しました。また、ストーマ外来、緩和ケア外来、乳腺外来の専門外来では、患者さまの要望や選択を尊重し、質の高い看護を提供しています。令和2年3月より新館が開業し、がん総合医療センターは、がん患者さまの治療・支援が集中して出来るようになりました。外来化学療法センターでは、患者さまがQOL(生活の質)を維持し安心して治療を受けられるように、専門的な知識・技術を持った看護師と他職種が連携して対応をしています。患者さま一人一人に満足していただけるよう、優しい笑顔と、きめ細やかな配慮で看護サービスの提供を行っています。
- 看護師長
松山 かおり - 副看護師長
川竹 美恵
藤嶋 愛華 - 看護スタッフ
看護師
外来クラーク
保育士
教育研修室
当院は、救命救急医療と高度先進医療を担う急性期総合病院です。専門的な看護を展開するために必要な知識・技術と豊かな人間性を備えた医療者の育成を目指しています。看護師の人材育成においては国立病院機構のキャリアラダーであるActy-ナースを基盤とした教育体制を充実させ、個々のキャリア形成をサポートしています。診療看護師・専門看護師・認定看護師・特定行為研修修了者が活躍しており、看護実践場面でも各分野のエキスパートナースから専門的知識や技術について学ぶ機会があるのも当院の魅力の一つです。
- 教育研修係長(看護師長)
押川 妃二美 - 看護師長
阿久根 純
医療安全管理室
医療安全管理室は、医療安全と感染制御に分かれています。
医療安全管理室の業務内容
- インシデントレポートの報告を受け、状況の確認や対応、改善策を検討しています。
職員から報告いただいたインシデントレポートを取り上げ、組織横断的に対策を立案し、現場への周知を行います。また、医療安全管理マニュアルの改訂や追加などを定期的に実施しています。 - 医療安全研修の企画・実施
全職員を対象に年2回以上の医療安全研修を行っています。院内で発生した事例をもとに、患者誤認やコミュニケーションエラーなど、事例や場面を想定した興味ある研修を企画します。その他、看護師、医師、委託職員など、対象別に「医療機器研修」、「薬剤の安全」や「接遇と医療安全」などを開催しています。 - 委員会活動
医療安全管理委員会と、その作業部会としてリスクマネージメント部会を月に1回開催しています。リスクマネージメント部会では、(1)患者誤認防止対策、(2)転倒転落防止対策、(3)マニュアル改訂と周知について、現場の実態に合わせた取り組みを行っています。
感染制御室の役割
感染制御室は、医療関連感染の発生を防止すること、発生した感染症が拡大しないように原因を速やかに特定、制圧、終息することを目的に活動しています。
- 感染対策チーム(ICT)の活動
週4回ICTで無菌検体陽性者の抗菌薬使用状況、薬剤耐性菌検出状況の確認を行い、院内ラウンドを実施します。
現場で発生した問題に対して、改善に関する介入、現場の教育・啓発をおこなうとともに、アウトブレイクまたは異常発生の可能性がある場合は、臨時にICTラウンドを行います。
サーベイランスを実施し、異常の早期発見、感染対策の評価を行います。 - 抗菌薬適正使用支援チーム(AST)の活動
無菌検体陽性者や薬剤耐性菌検出患者の抗菌薬使用状況の確認、および抗菌薬選択の提案を行います。 - 感染症発生状況の確認、アウトブレイク対応
- 委員会活動
院内感染対策委員会を月に1回開催し、院内における細菌およびウイルスの検出状況、職員の定期健診(職業感染予防)に関すること、院内感染にかかる調査および点検などについて報告、検討しています。 - 院内感染対策研修会の開催
全職員を対象に年2回の院内感染対策研修を行っています。 - 教育・啓蒙活動
- マニュアル作成・改訂