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本校の歴史

「自主」「責任秩序」「融和」

これは教育理念とともに掲げている本校の3つの精神です。
この3つの精神を、時代がかわっても看護職者の基盤となる姿勢として受け継いでいます。

本校は、前々身の熊本陸軍第一病院の陸軍看護婦養成所として発足し、昭和20年国立病院の発足とともに附属看護学校となりました。その後、国立病院は2004(平成16)年4月に母体病院の名称変更に伴い、現在の独立行政法人国立病院機構熊本医療センター附属看護学校となりました。陸軍看護婦養成所から始まった本校ですが、1976年に専修学校となり、1995年専門士と称することができる看護専門課程としても認可を受けています。
また、この間、校舎も新築移転を繰り返し、2004(平成16)年10月31日竣工した3つ目の校舎が今の校舎になります。この校舎はIT社会に対応できるようIT関連の機器をふんだんに取り入れた教室や、学生ラウンジやロッカー室など学生生活を支援する施設も整備したものとなっています。現在は当たり前とおもわれるかもしれませんが、当時としては画期的だったと言えます。
その時代の社会情勢に伴い、医療看護に求められるものは変化し、看護職全体あるいは看護師一人ひとりが抱える課題は様々に変化します。この変化に耐え、社会に貢献できる看護職となるために、自ら課題を発見し、専門職業人としてのモラルを身につけ、人を尊重し相手の立場に立って行動できるよう看護学生を育成しています。

創立から70年を経て2018年3月末時点で卒業生は2,700名を超えました。卒業生は、熊本をはじめ、県内外はもとより海外を含めて、様々な看護活動の場あるいは看護の教育者として広く活躍しています。

本学校は、熊本市のほぼ中央、熊本城の一郭に位置し、緑豊かな木々に包まれ学習に最適な環境にあります。
昭和19年 熊本陸軍病院に附属した看護婦養成所として開設される。
昭和20年 12月1日 国立熊本病院の発足と共に、同附属養成所となる。(卒業生36名)
昭和22年 7月25日 新制度甲種看護婦養成所に指定。(第1期生20名入学)
昭和23年 6月12日 保健婦助産婦看護婦法改正により、国立熊本病院附属高等看護学院と改称。
昭和26年 4月1日 認可。
昭和43年 4月1日 保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則の一部改正により、学科目,授業時間数が大幅に改正されて新カリキュラムとなる。
昭和48年 7月31日 新校舎竣工。
昭和50年 4月2日 厚生省組織規程の一部改正により、国立熊本病院附属看護学校と改称。
昭和51年 4月1日 学校教育法第82条の2に規定する専修学校となる。
平成2年 4月1日 養成所指定規則、指導要領の改正により、医療をとり巻く社会状況の変化に対応できるように配慮し、又ゆとりある教育を目指して教育課程が改正された。
平成7年 1月23日 文部省告示第7号により、専門士と称することができる専門課程として認められる。
平成8年 9月20日 創立50周年記念式典、記念誌発刊。
平成9年 4月1日 保健師助産師看護師学校養成所指定規則の一部改正により教育内容の充実、単位制が導入され、教育課程が改正。
平成16年 4月1日 母体施設の独立行政法人化により、独立行政法人国立病院機構熊本医療センター附属看護学校と改称。
平成16年 10月31日 新校舎竣工。
平成18年 9月30日 創立60周年記念式典、記念誌発刊。
平成21年 4月1日 保健師助産師看護師学校養成所指定規則の一部改正により、看護実践能力を強化するため教育課程が改正。
平成28年 10月17日 創立70周年記念特別講演会
令和4年 3月 卒業生 2,855名
2022(令和4)年、創立76周年になりました。

歴代学校長

  • 初代
    初代
    小宮 悦造先生
    【在任期間】昭和22年~24年
  • 第2代
    第2代
    山田 政信先生
    【在任期間】昭和25年~51年
  • 第3代
    第3代
    小林 節昭先生
    【在任期間】昭和52年~57年
  • 第4代
    第4代
    渡邉 桂吉先生
    【在任期間】昭和58年~59年
  • 第5代
    第5代
    蟻田 功先生
    【在任期間】昭和60年~平成3年
  • 第6代
    第6代
    宮﨑 久義先生
    【在任期間】平成4年~19年
  • 第7代
    第7代
    池井 聰先生
    【在任期間】平成20年~23年
  • 第8代
    第8代
    河野 文夫先生
    【在任期間】平成24年~28年
  • 第9代
    第9代
    髙橋 毅先生
    【在任期間】平成29年~