EDUCATION学生の状況

卒業後の進路

進学

学校名 2020年度 2021年度 2022年度
熊本大学養護教諭特別別科 1
岡山大学養護教諭特別別科 1
高知大学医学部看護学科 1
熊本保健科学大学助産別科 1
京都医療センター附属京都看護助産学校(助産学科) 1
遠賀中央看護助産学校助産学科 1

就職

施設名 2020年度 2021年度 2022年度
熊本県内 国立病院機構 熊本医療センター 24 26 29
熊本再春医療センター 1 1
熊本南病院 1
熊本市民病院 1
済生会熊本病院 1
福田病院 1 1 1
JCHO人吉医療センター 1
桜十字病院 2
九州内 国立病院機構 九州医療センター 2 2
長崎医療センター 1
小倉医療センター 1
宮崎東病院 1
鹿児島大学病院 1
JCHO諫早総合病院 1
九州外 国立病院機構 東京医療センター 2 2 1
横浜医療センター 1
大阪医療センター 1
名古屋医療センター 1
国立循環器病研究センター 1
国立成育医療研究センター 1 1

在校生の声

福本 悠介
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福本 悠介1年生

 1年生は看護の基礎となる知識や技術を学んでいます。本校では、ICT教育に力を入れており、電子テキストを使用し授業を受けています。また、ロイロノートというアプリケーションを使用し、授業内でも活発に意見交換を行い、他のグループの意見も瞬時に自分のipadで確認できます。このようにipadを使用することで授業の効率化が図られ学びやすい環境となっています。
 男子学生は少ないですが、授業の中でもグループワークやペアワークなどを通して、コミュニケーションを図る機会も多くなり、自然と仲が深まっています。先生方やクラスメイトのおかげで毎日楽しく生活を送ることができています。
 私は、患者さんに信頼され親しみやすい看護師を目指して日々頑張っています。皆さんも一緒に看護校で看護師を目指しましょう。

岩永 佳奈
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岩永 佳奈2年生

 2年生では、1年生の基礎的な学習をもとに、さらに専門的な知識と技術の習得に取り組んでいます。授業では、グループワークでの意見交換を通して新たな気づきを得ることができ、看護師に必要な「多角的な広い視野を持つ力」を養うことができます。
 また、本校には学生交流会やピアティーチングといった学年を越えた交流や学び合いの機会があります。同じ目標を持つ仲間と、大変な時は励まし合い、楽しむ時は思いきり楽しみながら、充実した日々を送っています。
 これからも学びを深め、患者さんの身体と心の声にいち早く気づくことができる看護師になりたいと思っています。皆さんも私たちと一緒に看護師を目指しませんか。

橋本歩果
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橋本 歩果3年生

 私は、「患者さんの心に寄り添い、根拠に基づいた質の高い看護を実践できる看護師」になりたいです。実習で、患者さんや医療従事者の方と関わる中で、看護師になりたい気持ちが入学前に比べて何倍にも強まっています。
 本校は、母体病院で実習を行うことができ、毎日の看護実践の振り返りを学校で先生や学生同士で行えることが魅力の1つです。授業や実習で看護について考える中で、貴重な学びを得ることができていると日々実感しています。
 皆さんも、私たちと一緒に看護の道に進んでみませんか。

卒業生の声

深山 美香

看護学校を卒業し、現在は副看護師長、透析看護認定看護師として活動をしています。認定看護師とは、特定の分野において高い専門性を発揮し、質の高い看護を行うスペシャリストです。私は、腎不全の患者さんがその人らしく豊かな人生を送れるよう、多職種と力を合わせて看護を提供しています。資格を取ることでスキルが増し、活動範囲も広がります。当院は、なりたい自分に近づくためのキャリアアップ支援にも力を入れていますので、ぜひ一緒に働きましょう。

上山 幹太

看護学校を卒業し5年経ちましたが、今でも看護学校で学んだ看護の基礎が大切であると感じています。看護学校での実習は辛い事もありましたが、実習担当の看護師さんにたくさんの事を教えていただき、その学びが今でも活きています。また、看護学校の同期とは強い絆ができ、今でも心の支えです。僕は循環器内科で働いていますが、心筋梗塞や心不全などで入院された患者さんが元気に退院できるように看護を頑張っています。日々進歩する医療の中で勉学に励み、質の高い医療や看護が提供できるように働いています。

宮崎 成加

看護学校での3年間は実習や勉強で大変なこともありましたが、先生方や仲間のサポートによりたくさんの経験ができ、かけがえのない時間でした。卒業後もその経験や仲間は私の心の支えとなっています。看護師となり5年目になりますが、何かあっても1人で悩むのではなく、病院スタッフに相談し助けてもらいながら、日々の看護を行うことができています。今後も日々学びながら成長できるように頑張っていきたいと思います。

地域で活躍する卒業生

地域医療に魅力を感じ、看護師として誇りをもって働き続ける

医療法人杏章会 矢部広域病院 総看護師長
第51期生 赤星 紀代(旧姓山本)

 貴校卒業生の赤星と申します。卒業後、熊本中央病院の循環器内科と心臓血管外科の混合病棟で勤務ました。その後、結婚・出産を機に、山都町に移り住み、微力ながらも、地域医療に貢献できるように、地元の矢部広域病院へ再就職しました。病棟や外来で看護師をしながら、DMAT隊員や災害支援ナースとしても活動し、熊本地震や人吉球磨豪雨災害時にも派遣していただきました。また、認知症対応推進看護師(くまもとオレンジナース)として、認知症対応力向上のために、職員の教育などにも携わっています。高齢者の多い地域で、骨折や認知症、慢性疾患など、複数の疾患を持った患者が多く、看護ケアには多様なスキルが必要です。その為、職員の継続教育体制の構築にも取り組んでいます。今は総看護師長として、病院の組織運営や看護管理に従事し、自分の強みを生かし、看護師として責任と誇りをもって働き続けられることに、喜びとやりがいを感じています。近年、看護師の働く場所は多岐にわたり、色々な場で看護師の活躍を耳にします。皆さんも自分自身を見つめ、自信をもって自分の強みを生かせる場所を見つけ、看護師として誇りをもって、働き続けてほしいと願います。皆さんのご活躍を祈念しております。

矢部広域病院ホームページ:https://yabekouiki.or.jp/

国立病院機構 熊本南病院 看護部長
認定看護管理者
第39期生 井上範子

 本校の卒業生の井上と申します。
 私は、看護学校卒業後進学し、助産師として関東の病院で社会人1年目をスタートしました。その後、熊本に戻り、国立熊本病院(現 熊本医療センター)に就職し、現在のような急性期病院へと変わっていくなかで、様々な経験をさせていただきました。
 その後、看護師長への昇任を機に、福岡、熊本、宮崎と6回の転勤をしました。国立病院機構は、それぞれの病院で果たす役割や機能が違います。私は、急性期医療の他に、周産期センターや重度心身障害児(者)病棟、神経筋疾患センターなどがある病院で勤務しました。色々な疾患や障がいを持つ患者さまの看護は、急性期では経験しなかった困難さもありましたが、やりがいも大きく、転勤は大変でしたが看護の奥深さや楽しさを感じるものとなりました。さらに、転勤先では様々な人との出会いもあり、それも私の大きな財産です。
 また、私は今まで教育委員や教育担当師長など、職員の研修、教育に携わる機会を多くいただいてきました。研修などを通して職員が成長し、生き生きと患者さまと関わる姿を見ることはとても嬉しいことです。現在は、熊本県宇城市にある国立病院機構熊本南病院の看護部長として勤務しています。院外の会議や研修などで、本校の卒業生に会うことも珍しくありません。それも、歴史ある本校の卒業生ならではだと思っています。
 今は、看護師が活躍できる場がどんどん拡大しています。自分がどのような看護がしたいのか、看護学校の3年間で様々な経験を積み視野を拡げ、しっかりと考えることができる学校だと思っています。多くの看護を目指す仲間が増えることを願っています。

国立病院機構熊本南病院:https://kumamotominami.hosp.go.jp/