国立病院機構熊本医療センター附属看護学校のホームページにアクセスしていただき有りがとうございます。
本校には独自のいくつかの特徴がございます。そのいくつかをご紹介させていただきます。少しでも皆さまの参考になれば幸いです。
実践重視のハイレベルな講師陣が揃っています。日本有数の救急病院である国立病院機構熊本医療センターを担う、現職の専門医による最新の医学教育を行います。また、経験豊富な専任教員と、第一線で活躍するベテラン看護師・認定看護師・専門看護師・特定行為研修修了看護師が、優しく丁寧に看護学を教育します。
皆さんが所属する母体病院が実習施設です。550床を有する熊本医療センターは、高度急性期に特化したすべての診療科が揃う総合病院です。170名の医師と700名の看護師が皆さんの実習のお手伝いをします。
医療者向けの教育設備と機能が整っています。講義は病院敷地内に独立する校舎で行います。病院本館の施設である医療者向けの図書室やe-ラーニング、また新館スキルアップラボに完備した数々の医学用シミュレーターも皆さんは使用することができます。また地域医療研修センターで行われている、一般医療者向けの様々なセミナーや講演を無料で聴講することができます。
通学・勉学に最適な環境です。学校・病院とも、熊本城二の丸の場内にあり、政令指定都市の中心地にもかかわらず、美術館・博物館たたずむ緑ゆたかな恵まれた教育環境にあります。桜町バスセンターから徒歩5分で、国立病院シャトルバスも1時間に1本巡回しています。
学生生活を楽しんで下さい。病院新館7階の展望レストランは、皆さんの為の学食でもあります。豊富なメニューを学生価格で提供しています。熊本城を間近に眺めながら、仲間とのランチを楽しんで下さい。喫茶(Doutor)、コンビニエンスストア(Lawson)も充実しています。
学生の皆さんの健康管理は、熊本医療センターが責任を持って行います。安心して、勉学、サークル活動、ボランティアにいそしんで下さい。
卒業後は、国立病院機構の病院や、皆さんが希望される公立病院、公的病院へ全員が就職できますよう全力で支援いたします。
本校は、「自主・責任秩序・融和」の精神に基づき、生命の尊厳を基盤として豊かな人間性をはぐくみ、
科学的根拠と倫理に基づいた質の高い看護実践ができる看護の専門職業人を育成します。
看護師として必要な知識・技術・態度を身につけ、
独立行政法人国立病院機構及び社会に貢献し得る有能な人材を育成する。
看護の対象である人間を身体的・精神的・社会的・霊的に統合された生活者として理解することができる。
一人ひとりの健康状態に応じて、最善の看護を選択し、科学的根拠に基づいた看護を実践できる。
一人ひとりの多様な価値観や人権を尊重し、倫理観に基づいて看護を実践できる。
保健・医療・福祉システムにおける自らの役割を理解し、多様な場で生活する人々の生活の質の向上のために多職種と連携・協働する意義と方法を理解することができる。
自己を理解し、他者を尊重したうえで、人間関係を構築することができる。
専門職業人としての責任を自覚し、広い視野にたって物事を考え、自己研鑽することができる。
課題に向き合い積極的に行動できる人
誠実で責任感のある行動ができる人
人との関わりを大切にし、コミュニケーションがはかれる人
相手の話をよく聴き、柔軟な考え方ができる人
看護職として明確な意思をもっている人
常に物事の真髄に目を向け、広い視野に立って自分の力で考え、自ら課題を発見できる学生を育てます。
そして一人ひとりが自発的に行動し、それぞれの力を十分に発揮できるように支援します。
組織の中で看護の専門職業人としてのモラルを身につけながら、最後まで役割を果たすことができる学生を育成します。
その中で学生が自分の存在価値を認め、成長していけるよう支援します。
一人ひとりの個性や人権を互いに尊重し、相手の立場に立って行動できる学生を育成します。そのためには、様々な意見や考えに触れることで相手をよく知り理解できるように支援します。
その中でよい影響を与え合い、さらに新たなものを創り出し未来を変えていく力につなげます。
看護の対象である人間を身体的・精神的・社会的に統合された生活者として理解する。
生命を尊び、人々の多様な価値観を尊重し、看護の専門職業人として倫理観に基づいた行動をとることができる。
自己を理解し、他者を尊重したうえで人間関係を深めることができる。
科学的根拠にもとづき、対象の生活をよりよくするために看護実践ができる。
保健医療福祉チームの一員として、看護の役割を理解し果たすことができる。
国際社会の動きに関心を持ち、広い視野をもって看護を実践できる。
自らを高めるために継続的に学習し、看護の発展に携わることができる。
看護者としてふさわしい品格を保ち、人間の喜びや痛み、苦しみをわかちあえる豊かな人間性を備えている。
昨年度と比較し、改善に取り組み平均値は上昇した。
卒業生の状況について、母体病院就職者を対象とした調査を実施することができた。
今後の課題は以下の3点である。
①地域交流ができる教育内容の充実やボランティア活動への参加の強化
②教員の研究活動の確保と充実
③新カリキュラム3年間の運用開始に伴う、教育内容の評価