働く環境・福利厚生
Working environment
院内研修制度
BLS(Basic Life Support)研修
BLS (Basic Life Support)とは、心停止または呼吸停止に対してまず行う処置であり、胸骨圧迫、人工呼吸、AEDなどが用いられます。BLSは医療職のみではなく、非医療職も身に着けるべき処置です。当院では、医師、看護師以外の職員に対して、BLS研修を実施しています。


二の丸外傷セミナー
外傷初期診療を学ぶコースとして本邦では、JATEC(Japan Advanced Trauma Evaluation and Care)があります。これは「防ぎ得た外傷死(Preventable Trauma Death, PTD)」の撲滅を目指し、外傷に携わる医師を対象に2003年より全国で開催されているOff the Job Trainingコースです。
当院は、JATECに準じた内容を1日間に凝縮して、平成24年度より臨床研修医を対象に研修を行っています。午前は、外傷初期診療を行うにあたって、研修医にとって特に有用な知識と技術を学びます。午後は、Primary SurveyおよびSecondary Surveyを個人およびチームとして学びます。
スキルアップラボセンターが保有する5体の高機能マネキン型シミュレーターを使用し、院内外から様々なインストラクター医師・看護師を招聘して開催しております。受講する臨床研修医は毎年非常に充実した研修を行っております。
また、院内開催ならではの取り組みとして、看護師の同時研修を行っております。JNTECプロバイダーや救急看護認定看護師が中心となり、若い看護師の教育を行っております。
このような取り組みにより、当院の外傷初期診療のレベルアップにつながり、PTDの減少につながればと思います。
ハワイ大学短期留学研修
2013年4月より開始された、救急医療トレーニングセンター事業の一環として、同年度より毎年ハワイ大学(University of Hawaii. John A. Burns School of Medicine (JABSOM))のSim Tiki Simulation Centerへ約1週間の短期留学研修を行っております。
アメリカの医学教育では我が国より前よりシミュレーション教育の手法が取り入れられており、特に同大学は特に有名な大学医学部の1つで、例えば医学部1年生からシミュレーション教育が取り入れられているそうです。短期留学研修では、成人教育手法としてのシミュレーション教育について学習するとともに、シミュレーション教育における指導者に必要な様々な具体的な手法についてFunSim(Fundamental Simulation)コースを通して系統的に学習します。
またハワイ大学のご厚意により、同大学医学部や看護大学、病院見学などもさせていただき、非常に充実した研修を受けることができます。 研修で学んだ成果は、きっと日常診療の中での教育や、実際のシミュレーション教育に生かされることと思います。

この他にも職種・階層ごとに様々な研修を準備しております。
詳しくは、独立行政法人国立病院機構 九州グループのWebサイトにて、
情報を公開しております。
※ 採用情報ページ上部の「病院職員採用情報」にて、
ご希望の職種のパンフレットを準備しておりますので、ご確認ください。
子育て支援
宿舎支援
病院から近い立地で、看護師用宿舎、研修医用宿舎がございます。
詳細については、採用時にご案内させていただきます。
教育支援
地域医療研修センター
日常の医療に直ぐに役立つ知識・技術の習得から最新の高度先進医療の解説、紹介、さらにこれからの医療の展望に至るまで多岐に亘るユニークな研修が企画されています。
職場環境支援

職員食堂、コンビニエンスストア、図書室、仮眠室、シャワー室を完備しており、充実したライフワークが送れるように整備しています。2020年3月に、新館7階に展望レストランが完成しました。
熊本城を望む開放的な景色も楽しめます。職員価格でとってもリーズナブルにご利用いただけます。
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レストラン(職員食堂)
熊本城を見下ろす絶景の食事スポットです。
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カフェ
仕事の合間はホッと一息。軽食もあって休憩に最適です。
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売店
院内にコンビニエンスストアがあるのでとっても便利です。
その他の支援
くきゃほマラソンクラブ、野球部、音楽部などのクラブ活動、親睦活動があります。
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くきゃほマラソンクラブ
※写真は、「山口100萩往還マラニック大会」(2018年5月2日~4日)参加時のもの。
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野球部
※写真は、2018年3月の大会時のもの。
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音楽部
※写真は、2017年12月の定期演奏会時のもの。