糖尿病・内分泌内科 | 診療部門ご紹介 | 国立病院機構 熊本医療センター

糖尿病・内分泌内科

診療内容・特色

 糖尿病・内分泌内科は、「地域医療と連携した全人的な診療」をキャッチフレーズとして、代謝疾患(糖代謝異常(糖尿病、低血糖症)、脂質異常症、高尿酸血症、内分泌疾患(下垂体疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎疾患、性腺疾患)の診療を行っています。
 当院の診療の柱である急性期疾患に24時間対応するとともに、当科の疾患特性である慢性期管理に質の高い医療サービスを提供しています。また、全人的な治療を目指して、人間性のある対応、地域医療サービスとの有機的な連携を目指しています。

外来診療(午前のみ)

 
新患 西川 武志 小野 恵子 西川 武志 木下 博之 橋本 章子
再診 小野 恵子 西川 武志 橋本 章子 大久保 侑馬 木下 博之

医療設備

  1. 血糖コントロールに関する設備として、ベッドサイド型人工膵臓(STG-55)、持続皮下インスリン注入器(パラダイムインスリンポンプ712、トップシリンジポンプTOP-8200)、持続血糖測定装置(iPro2)、血糖測定POCT機器(グルテストミント)があり、最新の医療技術に基づいた治療が可能です。
  2. 糖尿病の病態を解析するため、HOMA-R、尿中CPR、腹部CT検査での内臓脂肪の測定が可能です。
  3. 糖尿病細小血管合併症の検査として微量アルブミン尿、神経伝導速度、自律神経機能評価が可能です。必要時は眼科、腎臓内科、神経内科、歯科、皮膚科等の専門診療科での診療が可能です。
  4. 動脈硬化症の検査として心電図、PWV(脈波伝播速度)・ABI(ankle brachial index)検査、頚動脈エコー検査、頭部MRI検査が可能です。
  5. 内分泌疾患における各種ホルモン検査、負荷試験、甲状腺・腹部エコー検査、腹部CT・MRI、頭部CT・MRI、シンチ検査が可能です。

教育研究

 教育・研修施設として日本内科学会認定教育施設、日本糖尿病学会認定教育施設に認定されています。
 また研究としては、血糖コントロール、糖尿病細小血管合併症、糖尿病大血管合併症、妊娠糖尿病などに関するものを行っています。その内容は日本糖尿病学会、日本糖尿病学会九州地方会、内分泌学会九州地方会、日本体質学会、日本病態栄養学会などで学会発表を行いました。特に、「妊娠糖尿病の病態解析研究」についての研究成果は、Journal of diabetes investigation誌に投稿し、採択されました(平成30年3月)。
 なお、平成29年11月より、西川武志部長は熊本大学大学院医学教育部臨床国際協力学分野客員教授を併任することになりました。

ご案内

 臨床面では、平成26年4月より新患と再診の外来を分けました。この新患外来は月曜から金曜まで毎日行っています。ご紹介頂いた患者さんを待たせることなくスピーディーに診察・検査します。また2種類の糖尿病教室を開催しています。1つは外来患者さんを対象とし、糖尿病患者会(ぎんなん会)との共催による季節ごとの糖尿病教室です。年に3回テーマをもうけて定期的に開催しており、この時同時に試食会(無料)を行っています。もう1つは入院患者さんを対象とし、毎週行っている糖尿病教室(やさしい糖尿病教室)で、少人数を対象にしています。1週間、5コマを1セットとし、医師、看護師、薬剤師、検査技師、管理栄養士が講師となり、糖尿病診療に必要な知識と技術を習得いただけるよう行っています。いずれの教室も参加者とのコミュニケーションを大切にしながら楽しく学べるように心がけています。さらに今年度はより積極的にベッドサイド型人工膵臓を活用した血糖管理、検査を行っていきたいと思っています。
 研究面では、昨年度末に「妊娠糖尿病の病態解析研究」の論文採択が決まりました。今後は現在進行中の「抗GAD抗体陽性妊娠糖尿病患者のフォローアップ研究」を進めていくとともに、新たに血糖コントロール、糖尿病合併症、妊娠糖尿病に関する臨床研究を開始したいと考えています。
 地域連携の一環として、奇数月の第三木曜日に糖尿病の勉強会(三木会)を実施しています。内容は糖尿病、内分泌領域の症例検討会となっています。この会への参加で日本医師会生涯教育講座1.0~1.5単位、日本糖尿病療養指導士認定更新のための研修単位(2群)0.5単位を取得することができます。症例の持ち込みも歓迎いたします。医師のみならずコメディカルを含めた医療関係者のご参加もお願いします。

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