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皮膚科

皮膚科部長からのご挨拶


皮膚科部長
牧野 公治

 皮膚科は、外界からのバリア機能、代謝機能、免疫機能など様々な機能を有する「皮膚」という最大の臓器を、専門的かつ総合的に取り扱う診療科です。皆様が抱える様々な皮膚の不安・悩みに基づき、良質で安全かつ合理的な医療の提供を旨として、皮膚疾患全般に対応しております。宜しくお願い申し上げます。

 


診療内容・特色

 地域急性期中核病院の皮膚科として、全身症状を伴う皮膚感染症や中毒疹、悪性腫瘍など、入院治療を要する皮膚疾患を中心に診療しております。また悪性黒色腫や生物学的製剤が必要な重篤な疾患など、高度専門性を要する場合については熊本大学医学部附属病院皮膚科・形成再建科と密に連携して診療に当たります。

外来診療

 
紹介初診 城野 剛充 牧野 公治 小林 温子 西 葉月 島田 秀一
一般初診
・再診
城野 剛充
小林 温子
西 葉月
牧野 公治
島田 秀一
小林 温子
城野 剛充
西 葉月
牧野 公治
島田 秀一

症例数・治療・成績

 2019年度の実績(<>内は昨年度比)です。
 外来の新患者数は954 <-117>名、紹介率は101.9 <+2.4>%、逆紹介率は68.5.2 <+1.3>%でした。
 入院患者数は339 <-15>名、平均在院日数は15.1 <+0.9>日でした。
 手術患者数は、手術センターでの手術が114 <-6>例、外来手術が232 <-34>例でした。

医療設備

ナローバンドUVB照射装置:

乾癬をはじめとする炎症性皮膚疾患、尋常性白斑、皮膚リンパ腫などに使用しています。半身型の照射装置であるデルマレイ-800を導入し、より短時間で全身的紫外線療法が行えます。

ダーモスコープ:

特に色素斑や腫瘍性病変について、メスを入れることなく詳細に診察を行うことが出来ます。

電気メス:

主に膿瘍切開や壊死組織除去で皮膚を切離するのに用います。止血しながら行うことで、出血量の減少や止血時間の短縮により侵襲を軽減できます。

真菌検査:

皮膚科独自に検体の鏡検等を行い、より正確な診断に努めています。

スタッフ紹介

職名/氏名・免許取得年度 専門医・所属学会など 専門分野

皮膚科部長
マキノ コウジ
牧野 公治

平成13年

  • 医学博士
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 日本皮膚科学会代議員
  • 日本医真菌学会認定医真菌専門医
  • インフェクションコントロールドクター
  • 皮膚科一般
  • 皮膚感染症

皮膚科副部長
ジョウノ タカミツ
城野 剛充

平成15年

  • 日本皮膚科学会
  • 皮膚科一般
  • 皮膚リンパ腫

皮膚科医師
シマダ シュウイチ
島田 秀一

平成25年

  • 日本皮膚科学会
  • 皮膚科一般

皮膚科医師
コバヤシ アツコ
小林 温子

平成26年

  • 日本皮膚科学会
  • 皮膚科一般

皮膚科医師
ニシ ハヅキ
西 葉月

平成9年

  • 医学博士
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 皮膚科一般

今後の目標・展望

 今年度より皮膚科は、感染症内科、小児科、血液内科とともに感染症診療・院内感染対策の一翼を担います。特に皮膚科が得意とする視診・触診を中心とした迅速な診断で感染症診療に貢献する所存です。
 引き続き、地域医療支援病院の皮膚科として、かかりつけ医の先生方のご協力の下、緊密な医療連携、情報提供を通じて地域医療の充実を図ります。そして重症・難治な症例をお引き受けするだけでなく、治療途中や終了時の情報交流を通じて、地元医療機関の進化を後押ししてモチベーションを高める(大変僭越ながら「鍛われる皮膚科」を目指して)、よりレベルの高い医療連携が構築できればと考えております。


 また、下記の点をご配慮下さいますと幸いです。


1. 当科受診の際には是非かかりつけの医療機関からの診療情報提供書(紹介状)を作成・持参下さい。救急だと手紙を書く時間が惜しいと思われるかもしれませんが、短時間で現病歴や既往歴を把握することが出来てより早く治療に取りかかれるので、患者様の予後改善に直結します。


2. 比較的症状の強い場合でも、当科で精査した結果幸い通院で十分治療できることが少なからずございます。ご紹介患者様の入院適応につきましては、最終的に当科で判断させて頂きます。ご紹介の際にはその点をお含み置き頂きますようお願い致します。なお、特に入院を希望される場合、有料個室が確保しやすい旨もご説明下さい。


3. 急性期の治療が一段落して病状が安定しましたら、地元の病院や診療所にて治療を継続して頂くことを推進しております。引き続き安心して治療が受けられるよう努めておりますのでご理解、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。


4. 昨今麻疹・風疹が流行しており、それを疑う症例のご紹介を頂きます。麻疹・風疹は感染力が強く、患者様のいるフロア全員に感染のリスクが及びます。麻疹・風疹疑いの患者様をご紹介の場合は、必ず事前にご連絡下さい。担当するスタッフを召集し、ほかの患者様に極力接触がないように感染症室にご案内する必要があります。


5. 皮膚細菌感染症治療薬の第一選択は、第1世代セフェム系抗菌薬です。例として、βラクタム系抗菌薬アレルギーの既往がなく腎機能が保たれている方には「セファレキシン1回500mg毎食後内服」が挙げられます。注射薬セファゾリンの入手が困難(PDF)な現在、非常に有力な薬剤となります。是非ご活用下さい。

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