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治験とは

 治験とは新しく開発しているお薬を患者さまのご協力を得て使って頂き、効き目と安全性を確認する試験です。
 また、治験は国が定めたルール「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」(GCP)を守って行われます。このルールは欧米諸国をはじめ国際的に認められているものです。
 治験で得られた結果を最終的に厚生労働省に提出し、厳密な審査を受けた後に医薬品として承認され、同じ病気で苦しむ人たちに使われます。
 現在使用されている多くの薬も治験を経て生まれたものです。そこで、私たちは協力という形で皆様に治験参加をお願いしています。

新しいお薬の誕生まで

下記の「第Ⅰ相試験」から「第Ⅲ相試験」までを「治験(ちけん)」とよびます。

基礎研究
数多くの物質の中から「薬の候補」になる物質を探し出します。
非臨床試験
動物を用いた試験で効き目や副作用などを確認します。
第Ⅰ相試験
健康なヒト又は少数の患者さまを対象に主に安全性を調査
第Ⅱ相試験
少数の患者さまを対象に安全性・効き目を調査、適切な用量を決定
第Ⅲ相試験
多数の患者さまを対象に、効き目・安全性・特徴は何かを調査
厚生労働省に申請

製造販売承認取得
 

現在実施中の治験 更新日:2020年8月6日

 現在、当院で実施中の治験は以下のとおりです。なお、色付の治験は被験者登録が終了していることを意味します。

 *この情報は治験参加を募集するためのものではございません。また、当院では健康な方を対象として実施する治験は行っておりませんのでご了承ください。

対象疾患 診療科
子宮頸癌 産婦人科
膀胱尿路上皮癌 泌尿器科
成人T細胞白血病・リンパ腫 血液内科
プラチナ製剤を含む一次化学療法完了後に進行が認められていない局所進行又は転移性の尿路上皮癌 泌尿器科
くも膜下出血 脳神経外科
再発又は難治性末梢性T細胞リンパ腫(PTCL) Ⅱb 血液内科
急性骨髄性白血病 Ⅱ/Ⅲ 血液内科
転移性ホルモン感受性前立腺癌 泌尿器科
急性骨髄性白血病 血液内科
骨髄異形成症候群・慢性骨髄単球性白血病 血液内科
慢性腎臓病 腎臓内科
急性骨髄性白血病 血液内科
慢性移植片対宿主病 血液内科
肝中心静脈閉塞症 血液内科
*** 小児科
深在性真菌症 血液内科
ハイリスクのくすぶり型多発性骨髄腫 血液内科
脊髄損傷後神経痛 整形外科
うっ血性心不全 循環器内科
未治療の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫・再発又は難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 Ⅰ/Ⅱ 血液内科
去勢抵抗性前立腺癌 泌尿器科
同種造血幹細胞移植 血液内科
尿路上皮癌 泌尿器科
低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫 血液内科
骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌 泌尿器科
くも膜下出血 脳神経外科
筋層浸潤性膀胱癌 泌尿器科
再生不良性貧血 Ⅱ/Ⅲ 血液内科
未治療または再発/難治性の原発性マクログロブリン血症(WM) 血液内科
急性冠症候群(ACS)患者 循環器内科
急性骨髄性白血病 Ⅰ/Ⅱ 血液内科
骨髄異形成症候群 血液内科
成人及び青年期造血幹細胞移植患者におけるRSウイルス感染症 血液内科
急性骨髄性白血病 Ⅰ/Ⅱ 血液内科
転移性去勢抵抗性前立腺癌患者 泌尿器科

Ⅰ:第Ⅰ相試験 Ⅱ:第Ⅱ相試験 Ⅲ:第Ⅲ相試験 Ⅳ:製造販売後臨床試験


注)治験・製造販売後臨床試験には参加頂けるかどうかを判断するための基準があり、疾病の状態によっては参加出来ない場合がある事をご了承下さい。

治験の実際

治験への参加にあたって
 治験に参加するためには、治験の種類(糖尿病の治験なのか、高血圧症の治験なのか等)に応じていくつかの条件(基準)があり、それらを全て満たす必要があります。つまり全ての治験参加希望者が治験に参加できるわけではありません。
治験への参加は、患者さまの自由意思です
 当該治験への参加の条件を満たした方は、治験担当医師や専任スタッフ(治験コーディネーター:CRC)による十分な説明を受けた後、患者さまの自由な意思で参加するかどうかを決めることができます。
 参加をお断りになった場合でも、その後の診療に不利益は生じません。また、一度参加された後の取り消しもいつでも可能です。やめるときもまた自由意思が尊重されます。
 患者さまの安全性の面、病気の状態を判断した上で担当医師より参加をお断りする場合もあります。治験は患者様の参加意思を文書で確認した後、開始いたします。
外来通院の場合、治験に参加することで来院回数が増える場合があります
 患者さまの安全性の面、病気の状態を判断した上で担当医師より参加をお断りする場合もあります。治験は患者様の参加意思を文書で確認した後、開始いたします。
例えば現在2~3カ月に1回の来院が、治験に参加することによって、2週間に1回の来院になったり、その都度安全性の確認のために採血等の検査が必要になる場合もあります。そこで、治験に参加いただく患者様の交通費等の費用負担を軽減するため体制を整えています。なお、治験によっては入院が必要なものもあります。
治験参加中の注意事項等
  • 治験に参加している間にいつもと違う症状があらわれたり、気になる症状があらわれた場合には、すぐに担当医又は治験センターまでご連絡下さい。
  • 別の医療機関に受診中または受診を予定しいる方は事前にお知らせください。
  • 治験期間中に市販薬などを服用される場合はお知らせください。

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