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国際医療協力事業

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当院での国際医療協力事業は大きく2つに分けることができます。ひとつは海外よりの医療技術者を受け入れての研修であり、いまひとつは当院のスタッフの海外派遣による医療技術の指導伝達です。当院は国の政策医療を担う熊本県の拠点病院であり、日常診療に全スタッフが従事しているため、スタッフの長期の海外出張は困難であることから、前者の海外からの医療従事者の国内研修にその重点が置かれています。

1)海外からの医療従事者の研修受け入れ

研修員の受け入れ形態として、個別研修と集団研修がありますが、当院のその多くは集団研修です。平成20年度まで集団、個別併せて計119か国1313人を受け入れてきました。エリア別では、アジア地区が最も多く、最近はアフリカ地域が多くなりつつあり、次いで南アメリカ、中近東、中央アメリカの順となっています。熊本滞在での宿舎は、当院内の教育研修棟であり、全室個室、バス、トイレつきす。現在同時に20名が入室可能です。食事は原則として自炊で、このことが研修員に対して食事面、精神面、経済面で好影響を与えています。

A.集団研修

発展途上国の医療で問題となっている重要なテーマを取り上げ、研修コースを作成し、通常5ないし10人の範囲内で1から6ヶ月間の研修を行っています。本事業は、ほとんどがJICAからの依頼で、集団研修事業が行われています。各集団研修コースは、研修リーダーとこれに関連するスタッフによりプログラムが作成され、講義と実習、見学が行われますが、これにかかわる講師陣には本邦で得られうる最高の方々にお願いすることにしています。したがって講師は広く全国の大学および研究機関に依頼し、また実習および見学についても、県内外の多くの施設にお願いしており、このため国内を移動することもあります。

B.個別研修

依頼の多くは、熊本県であり、熊本県が行っている海外技術研修員受け入れ事業の中で、医学関係の研修員を昭和61年より受け入れ、約10ヶ月間、当院を中心に臨床研修を行っていました。したがって研修員は、熊本県と密接な関係にある中国広西チワン族自治区、熊本県人会のある南米などが多数を占めていましたが、当院と密接な共同研究を行っているエジプト、バングラデシュなども含まれています。しかし、最近は我が国の財政事情が急迫していることより受け入れ人数がわずかになってきており、医学関係はほとんどなくなっています。

2)海外派遣

現在、毎年定期的に当院スタッフを派遣しているプロジェクトは一つになりましたが、過去には多くの研修コースのフォローアップなどで発展途上国への短期出張を多数行ってきました。

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