【特集】看護師特定行為研修 | くまびょうニュース | 国立病院機構 熊本医療センター

【特集】看護師特定行為研修

【277号(2020.7)】

看護師特定行為研修第2期生を迎えて

 令和元年の幕開けとともに、熊本県で第一号となる特定行為研修を開設して1年となる6 月1日に第2期生の開講式を挙行いたしました。新型コロナウィルスの感染防止対策を図りながらの開催でしたが、熊本県医療政策課長三牧芳浩様のご祝辞を賜るなど無事に執り行うことができました。
 今年度は、令和元年5 月の省令改正をうけて、時間数の見直しや区分別科目の新設を行いました。それにより、他県や在宅支援に課題を抱える現場からも応募がありました。来院を避けたかたちでの選考試験の結果、8名が受講することになりました。
 受講区分の内訳は、A コース・救急パッケージ4名、B コース・栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連受講者1名、C コース・創傷管理関連2名で、1名はDコースとしてB・C コースを受講します。各々が明確な目的のもと、看護師としての信念と誇りをもって7か月間の研修に臨みます。
 今年度は、さらに、集合ではなく各自の希望する場所でe ラーニングを受講する学習形態としました。ほとんどの受講生が、勤務する医療機関の管理者の配慮により、学習環境の整備が図られています。また、回数制限のあった筆記試験のハードルを下げ、複数回の受験を可能にしました。これは、合格点をめざすだけでなく、不正解がなくなるまで受け続けて知識の定着を図ることをねらいとしています。
 まだ始まったばかりですが、予定を上回るスピードで学習を進めている受講生もいて、週に1度の演習場面ではわからないことをはっきり口にして、「わかりたい」とどん欲に学ぶ姿勢がみられています。これから、講義・実習ともに高度で複雑になっていきますが、まずは健康で、達成感の得られる充実した研修生活を送ってもらいたいと思います。学ぶ機会が与えられたことに感謝し、学ぶ喜びを感じてもらえるよう支援していきたいと思います。
 日髙副院長をはじめ、診療部には多大なご支援をいただきますが、2名の診療看護師と2名の第1期生の活躍が地域にも広がるよう、引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。3月に完成したスキルアップラボセンターという恵まれた教育環境で、これからの医療に貢献できる人材の育成に努めて参ります。

(看護師特定行為研修担当 吉岡 薫) 

特定行為研修

 令和2年6月1日より第2期生として看護師特定行為研修を受講しています。院内からは私とICUの橋本麻里衣さんの2名が受講しています。私は、皮膚・排泄ケア認定看護師として活動しており、創傷管理関連と栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連の履修モデルを選択しています。臨床推論、臨床病態生理学などを学ぶことで病態を深く理解できる臨床判断能力を身に付け、さらに特定行為を修得することで、認定看護師としての専門性をより発揮できると考えています。職務と両立しながら7か月間自己研鑽を積み、必ず貢献できるよう努力していきたいと思います。
 皆様のご指導、ご支援よろしくお願い致します。

(医療安全管理室 副看護師長 田渕 宏) 


 

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